ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ34)

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ユンギが、相思相愛って言った？

え。それはつまり、両思いってこと？

でも、さっき振られたんじゃなかったっけ。

頭の中が私の推測でいっぱいになる。

YG「なぁ、A。
俺の方、見て。俺のこと、いっぱい考えて。」

さう言って唇がまたくっついてくる。

あ、やばい。

『ん…っ。んぁっ………はぁ。』

さっきの触れるキスとは違う、大人のキス。

唇をぺろ、と舐めたと思ったらどろりと熱いものが口の中に侵入してきて、さっきまで考えていたことなんて全て吹っ飛ぶ。

頭の中は、既にユンギのことでいっぱいだった。

それ以外、何も考えられない。頭がクラクラして、今ならふわふわとどこかに飛んで行けそう。

そのまま絡められた舌に下半身がきゅっとうずくような感覚に、思わず目をつぶってしまった。

くちゅ、と生々しい音が部屋に響いてハッと目を覚ます。

YG「はぁ……っ、ごめん。」

『アッ、いや。

その、ユンギこそ。それ本当？』

さっきまでいかがわし過ぎることをしていたから、正直恥ずかしさでおかしくなりそうだったけどなんとか気を取り直して聞いてみる。

YG「ん。

……その、俺もお前が…好きだ。」