ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ31)

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『ユンギ………

YG「そんな易々と男に連絡先渡すなよ。」

『え、だから…

この人なんか勘違いしてる。

YG「最近スマホ見てニヤニヤしてるのは、そういう事だったんだな。」

え、どういうこと？

YG「だいたい、知らないやつに声かけられてもすぐに断れよ……」

なんか、カチーンときた。

ジフン君は、ただの友達だし。なんなら私が芸能人になって初めて出来たちゃんとしたお友達だし。

私がそんな軽い女だと思われてたのか。

好きな人に言われたからか、すごく悲しい。

『だから、ユンギ！！！！！
あのひと知り合いだって。』

ちょっと、いやかなり胸が苦しかったけど。

ちゃんと言わないとね。

その言葉に、ピタッと止まるユンギ。

YG「……は、どういうこと…？」

『だから、あの人は知ってる人。
だから、ナンパでも何でもないよ。』

その言葉に、はぁ、とため息をつかれる。

YG「……ごめん、俺が悪かった。」

『ううん。』

だって、私の好きな人はユンギだけだ。