ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ3)

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『ごめんなさい。

マネオッパの車呼んでもらったのに、連絡もなしに居なくなってしまいました。』

ただ今絶賛オッパの尋問中です。

JN「どこ行ってたの？」

『え、あの。

撮影場所の周りにテヒョンが前から行きたがってたブランドのお店があったらしくて。

スタッフさんからそれを聞いてテヒョンが行きたいって………ね。』

我ながら出来た嘘だと思う。

弟を差し出してしまったが。

いやホテル連れて行かれましたなんて普通言えませんよ。

JN「それ、本当なのテヒョンア？」

頼むから余計なことは言わないで欲しいなぁ、なんて。

TH「俺が、ヌナを連れて行きました。
ごめんなさい。」

どこに、とは言ってないけれど。

まぁ余計なことは言わないでおこう。

JN「分かったから、早くお風呂入って寝な。」

『はぁーい。』

オッパが部屋から居なくなったのを確認して、テヒョンを部屋に連れていく。

部屋に着いた後、テヒョンはただぼーっと突っ立っていた。

『テヒョンア、なんか言うことないの？』

そう聞いても返事がないから、思い切ってテヒョンのところに行って抱きついてみる。

『ほら、言って。別に怒らないから。』

TH「……急にホテルに連れ出してごめんなさい。
あと、乱暴してごめんなさい。」

『ん。』

TH「ヌナ…… 。あの、本当ごめんなさい。
俺、よく考えたらすごく身勝手なことしてた…」

『だからもういいよ。』

TH「何で怒らないの？
俺のこと嫌いになったでしょ？」