ミンユンギ、本気出します。【２】 (ページ2)

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『ちょっと、さっきやめてって私言ったよ。』

TH「ハグもだめなの？」

抱きつかれているからテヒョンの匂いがすぐそこで香っていて変に緊張してしまう。

とりあえず恥ずかしくて、何ともいえない。

TH「ヌナ？どうしたの。」

『…………』

TH「抵抗してこないってことは、もういいんだね？」

『や……っ、

テヒョンは私を離し、正面を向いたところで私の唇に指で触れゆっくりとなぞる。

TH「……ねえ、食べていい？」

『は？』

そのまま顔を近づけて唇を甘噛みされて、どろりと熱いものが口の中に入ってくる。

ねぇ、ちょっと待ってよ。

ここ数年は、そういうことをしていなかったので頭がクラクラする。

む、無理。顔が見れない……

～～～♪

そこで、タイミングがいいのか突然私のスマホが鳴り出した。

テヒョンの動きがピタッと止まって、私も我に帰る。

『……わ、もしもしオッパ？
え、今どこにいるって言った？

……あ、ごめんなさい途中で居なくなって。』

テヒョンは不満そうにこちらを見ている。

と、とりあえず助かった。

『うん、後で色々説明するからとりあえず帰るね。ごめんなさい心配かけて…』

電話を切って、テヒョンの腕を引っ張る。

ホテルの退室時間、史上最短ではなかろうか。