まちがいさがし2nd Story【男主】【ブルーロック】

48＃オシャ ページ10

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「うん！”野鳥(のとり)”だからのとりん！

のとりんもここに来てたんだね！」

『……まぁいいか。うん、そだよー。

ところでバチラは？誰と来てんの？』

「俺はねー、トップ3の奴と！」

『えっ、トップ3？』


トップ3って、ここ(ブルーロック)での上位3人って事だよね？

そんな奴らとチームメイトなんて凄……


「うん！凛ちゃんとー、蟻生って奴とー、時光って奴！」

『へぇ〜、誰1人分かんないや。』

「凛ちゃんはもう行っちゃったけど、あとの2人ならあそこにいるよ！」

『どれどれ』

「ほら、あの髪の毛長い奴と筋肉凄い奴！」


あ、いたいた。

髪の毛長い奴？筋肉凄い奴？分かりにく……とか思ったけど直ぐ分かったわ。


『わぁ、髪の毛クソ長いね。隣の奴も筋肉凄。』

「でしょ？」


そんな事を話していたら、そのアリュウって奴とトキミツって奴がこちらに振り向いた。


……と思ったら、髪の毛長い方が凄い勢いでこちらに近づいてくる。


『えっ、なになになに』

「……お前、」


髪の毛長い奴は、僕の前で立ち止まったかと思ったら僕の顔をまじまじと見つめてきた。

喧嘩でも売られるのだろうか……



「お前……




──────中々にオシャな顔面をしているな！」



『……はい？』


ツッコミどころがありすぎる。正にツッコミどころ満載。

まず初めに”オシャ”ってなんだ。オシャレから派生した言葉か？

僕がスペースキャット化していると、筋肉凄い方も声をかけてきた。


「あわわわ、驚かせてごめんね…！！お喋りの邪魔しちゃったよね…？｣


ああ良かった。こっちの方はまだまともな人っぽい


｢……あれ、でもこれだと僕も邪魔しちゃったんじゃ……？あああああどうしよう、絶対ウザイ奴って思われたぁぁ……､きっと後でトイレとかで悪口言われちゃうよぉぉ……」


前言撤回。全然まともじゃなかった。

随分外剛内柔な人だな……


『えぇ……、別に悪口なんて言いませんよ。それにウザイ奴とかも思ってないんで…。筋肉凄いな〜って話してただけだよ。』


まともじゃないとかは思ったけど。


「えっ、あ、ありがとう…！ところで、君はどこのチームの人なの…？」

『僕？僕はあそこに座ってる人と同じチームだよ。』

「ほう……あそこにいる奴らもオシャだな……」





───────


作者は最近ラスクにハマってます。

美味しいですよね。

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