ガラクタのお姫様

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貴・ミ｢きーとんのか｣ ズビッ


貴｢そもそも腕力で吸血鬼と戦えるわけなんてないでしょ？｣


優｢……｣


ミ｢レイナちゃんの言うとおりだよ…人間の身体能力は吸血鬼の足元にも及ばないってさっき優ちゃんが読んでた本にも書いてあったでしょ？｣


優｢お前じゃあどうするんだよ！？｣


ミ｢だから頭使うんだよ｣ 貴｢脳みそブレインバカには無理｣


ミ・貴『おわかり？』


優｢お前らぶっ飛ばすぞ｣


貴｢ん？｣

誰か来る...フードかぶってないとこが見ると貴族かな？


優｢あいつ……フードかぶってねぇ...貴族か？｣


ミ｢フェリド様！！｣ タッ


優・貴｢は？えっ？｣


優｢お…おいミカ！｣


フェ｢やあミカ君今夜も僕の館に来るかい？｣


ミ｢お願いします！｣


フェ｢いい子だねぇ君の血は美味しいから大歓迎だよ｣


チラッ 貴｢っ！」


フェ｢今日はそっちの子も来るのかな？｣


優｢はぁ？行くわけ…む？｣


ミ｢彼は恥ずかしがり屋さんなのでまた…｣


フェ｢そう？それはざーんねん…それはそうと｣

フェリド様がこっちに向かってきた
なんだろう…


フェ｢ククルが今日館に来てって｣


貴｢っ！！そうですかありがとうございます」

クルル様が…なんだろう



フェ｢じゃあまた館出会おうか｣


ミ｢はい！｣


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