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「りゅうせ。ごめんなあ。」

『…別に。やっぱこんなデカいのが彼女とかおかしいねん。甘えるキャラでもないし俺がともの彼女とか向いて無さすぎるねんて。』

「流星。それは言ったらあかんって約束やろ?」

自己肯定感が限りなく低い流星はこんなにも完璧で優しくていい子やのに自分の事を卑下するクセがある。

「俺は流星が好きやから付き合ってるし、デカいからなんやねん。それやったら俺もやで。甘えるなら俺だけに甘えて?好きな子から甘えられるのってめっちゃ嬉しいんやで?今日全然構えへんくてごめんな?」

『…ごめん。今日忙しいの分かってたけど構って貰えんくてちょっとみんな羨ましくて拗ねてた。』

「うん笑 見えてたよ。流星ほっぺたぷくーって膨らましとった。めっちゃ可愛かった。…昼は構えへんかったけど明日休みやし今日はめいいっぱい構えるで?」

さあ何して欲しいですかりゅうちゃん?
って声掛けたらいつもならちゃん付けすんなって怒ってくるのに今日は素直に『ぎゅーとちゅーいっぱいして欲しいの』
って甘えてくれたので良し。









ちなみに後日談としては、その次の日流星は楽屋でずっと俺にくっついとって、何かある度誰かが俺を呼ぶ度『俺のともやで!』って振り切って独占欲高めで可愛かったなあ。

流星の独り占めはしばらく続きましたとさ。

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作者名:7子 | 作成日時:2021年9月5日 0時

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