最後の日 ページ33
かっちゃんは凄い。やっぱり凄い。
Aちゃんと肩を並べて歩くことができるから、凄くて羨ましい
「おい、待てって爆…」
「切島くん」
かっちゃんを追おうとした彼の肩を掴み止める
「かっちゃんはAちゃんのために動くんだよ。
あの言葉も、本当に思ってることじゃないと思うし」
「……出てきたぞ琶張が」
勝ったのに敗者を思わせる様子で建物から出てきた。
その後に先生達も続く
「琶張ッ。
何だあの行為は。それでもヒーロー志望か」
相澤先生がAちゃんの胸ぐらを掴み持ち上げる。
彼女は力を抜いてされるがままだった
「あれで人助けができると思ってるのか。
もしもあれが救出だったら敵以外の者も巻き込んでた。
あの行為を今後も続けるんなら、ヒーローにはさせられない。嫌ならやらないと誓え！」
『……別にいいよ。ヒーローにならなくても。
今は、誰かを殴れればそれでいい』
Aちゃんが先生の首筋を蹴る。
その拍子に手が離れ解放され、横たわる先生の顔を踏んだ
『勝者は私だ。逆らうな。
大人なんだからルールは守ろうよ。
許可を取らずとも好きに動ける。ちゃんと守ろうね、先生』
今日が彼女の姿を見る最後の日となった
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神夜(プロフ) - 黒九尾さん» コメントありがとうございます！ちょっとスランプ状態ですが頑張ります！ (2018年7月23日 22時) (
レス) id: 4b989e02c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾 - いつも更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年7月23日 20時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神夜 | 作成日時：2018年6月4日 23時
