名字 ページ4
そうだ、死柄木がくれた登録されている"個性"一覧で見たんだ。
あれには所持者の名前と職業も乗っていた。
第一の被害者が中之条。
政府側の人間が第一の被害者…
『………一か八か、賭けに出てみよう…。
轟には会えないの？』
「面会は断られているそうだ」
『……そう』
「それと、明後日らしい。
轟の裁判は」
無実を証明する。
揺さぶれ。一瞬の変化も動きも見逃すな。
私は、私のせいで誰かを不幸にだけはさせたくない
.
.
「いい加減、喋ったらどうだ」
「俺はやってない」
塚内さんとは違う柄の悪い刑事さんが俺への尋問を続ける。
かれこれ、3時間経ってると思う
「琶張Aが助けに来る。
まさか本当にそう思っているのか？
アイツが来たところで、お前は有罪。一生檻の中さ」
「……琶張に何がしたい…」
「彼女は育ちすぎてしまった。
頭脳も身体能力も人間が磨いてはいけないスキルさえも。
簡単に死なないのであれば、死ぬまで攻撃するだけ。
市民は彼女の死を望んでいる」
正義を背負うのには器がクズ過ぎる。
琶張は死なせない。
守られてばかりじゃ示しがつかねぇ
「………明後日、君は裁判をかけられ有罪となる。
大好きな琶張Aへの最後の言葉を考えておくんだな」
「琶張は無罪を訴え勝利する。
お前みたいなクズに負けねぇ」
嘲笑のようにコイツは鼻で笑う
「どんなに調べようがお前は有罪となる。
これは決定事項だ。
覆すことなんかできやしない…」
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神夜(プロフ) - 黒九尾さん» コメントありがとうございます！ちょっとスランプ状態ですが頑張ります！ (2018年7月23日 22時) (
レス) id: 4b989e02c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾 - いつも更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年7月23日 20時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神夜 | 作成日時：2018年6月4日 23時
