本当の悪夢は此処から ページ22
本来ならば"無個性"である私が気絶した時点で解放し自身の勝ちを世に発信する予定だった。
だが予測しなかった事態が立て続けに起こり全てのステージに行く前に"個性"を解いたとも言った。
全員が呆れのため息を吐き出し警察へと出頭した
「琶張さん。手当てしないとバイ菌が入ってしまいますわ」
八百万は救急セットを準備して虎に引っ掻かれた傷口に消毒を施し包帯で巻く
「まったく、無茶な事を毎回しますわね…。
これでも怒っているんですよ？
琶張さんが居なくなったら悲しいし寂しいですもの…」
『だからあり得ないって』
「それはお前に勝ち目があるからだろ。
全身拘束されたら終わりじゃねぇか」
『やむを得ない時は"個性"を使うからいいよ。
あと、過保護しすぎだし心配しすぎ』
「おーい、ケーキ焼けたぞー。
全員食堂に来いよー」
砂藤の姿がないと思っていたが、ケーキを焼いていたらしい。
手当ての方も終わり全員で食堂に行く。今回は相澤先生も
「ごめんAちゃん！
お皿追加で出してもらっていい？」
『ん』
背伸びをしてギリギリ、棚にある皿を取れた。のだが皿を押さえる力が甘かったのか、1枚皿を落とし割ってしまった
「琶張、怪我してねぇか！？」
『何とか…平気。
ごめん先生……、お皿割っちゃった…』
「気にするな。また買えばいいだけだ」
これが本当の悪夢の始まりであった。
私が命を狙われ続けた理由はある別の事件で繋がっていた事を、考案者以外に知る者は居ない
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神夜(プロフ) - 黒九尾さん» コメントありがとうございます！ちょっとスランプ状態ですが頑張ります！ (2018年7月23日 22時) (
レス) id: 4b989e02c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾 - いつも更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年7月23日 20時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神夜 | 作成日時：2018年6月4日 23時
