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集まったのは受験に有利になる情報がもらえるなんて噂に食い付いたクズだ。
そんなに受験が大事なんだろうか…
伏見：「大貝阿耶は？」
八田：んー……今んとこ見つかんねぇな。
ん？大貝の居場所はそっちでわかんねぇのか？
伏見：「アイツは自分でもう1重セキュリティかけてるから、アカウント取れててもアイツの端末には入れないんだよ」
八田：その、アカウント取る？っていうのが俺まだよくわかってねぇんだけど……
『教師のアカウント使って日向中のデータベースベースに侵入して、生徒のアカウント情報を抜き出した。それだけだよ。
教師のアカウントとパスワードなんて離席してる時にちょっと端末借りるっていう物理的な方法で簡単に盗めるの』
今現在、猿比古は奴を除いた日向中3年の全体生徒の端末に管理者権限でアクセスする手段を持っている。
ミッション全参加者中、少なくとも日向中生の動きに関してはマップ上で把握する事ができる。
日向中生の端末を遠隔で操る事も
八田：お前、すげーな。
それって犯罪じゃねぇのか？
『今さら何言ってるの』
八田：メールの中身とか写真とかも全部見れたりするわけだろ？
伏見：「まぁな。そっちには触ってないけど。
他人のメールなんか興味ないし………1分前だ」
八田：おっ。もうそんな時間か
帯びた声だった。
23時30分に、jungleに向かって私と猿比古が作ったらハッキングプログラムをぶつける。
ただしそれは目眩まし。
無論、そこそこしっかり作ったプログラムだけど、これで簡単に乗っ取れるとは思ってない。
兎に角「攻撃を仕掛けられている」ってjungleに認識させればこの段階的ではOK。
腕時計の長い針が1つ左へ動く。
ハッキング開始だ
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作者名：神夜 | 作成日時：2017年4月8日 21時
