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仁希:なぁ、優しいトモダチ追い出すなんてひでーじゃん。トモダチ泊まらせろよ。
花火買ってきたから遊ぼうぜ。
まぁこの雨で全部湿気ちまったけどな。
だいたい火ぃつさねぇと思うから、トモダチの頭の上で1本ずつつけてみるってロシアンルーレットどうよ。
うっかりしたら1本くらいはつくかもしれないぜ?
優勝商品はAチャンで
伏見:うるせぇっ、触んじゃねーっつってんだろーが!!
私はアイツに軽蔑するような視線を向けた。
それをアイツは猿比古が止めに入った事を楽しそうに、また私が怒っている事を愉快に思っているのか歓喜の声をあげた
仁希:ぎゃははは、怒った怒った
伏見:最初からずっと怒ってんだよ!!死ね!!
仁希:何?Aチャンが俺に取れられるのがそんなに嫌なわけ?
笑いを堪えて言った
『私はお前を好きになんてならない。
私が好きなのは猿比古だけだからっ』
八田君の手を引っ張り、猿比古の家を出た
八田:穂崎……俺、鞄とか………
『明日猿比古が返してくれるよ…』
大通り付近まで来て手を離した
『ごめん……今日は帰って…』
八田:え、でもお前は…
『私は大丈夫。
熱出すのなんて何時もの事だから…』
八田:……そうか………。
えっと……じゃ……早く良くなるといいな…
かけるべき言葉が見当たらなかったのか、彼はそう言葉を言うと走って行った
………ありがとう、八田君………
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悠紀(プロフ) - 続編おめでとうございます またこれからも拝見させて頂きます!頑張ってください。 (2017年3月13日 8時) (レス) id: 8bd27ddb79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神夜 | 作成日時:2017年3月12日 15時