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母親に電話で指示を仰ぎ、喧嘩腰のやりとりになったりしつつも台所で食事の準備を終え、まだ二人が起きてこなかったので、ダイニングテーブルに突っ伏していつの間にか眠っていた
……何かいい匂いする……。
ちょっとスパイシーな感じっていうの？
いい匂いすぎてくすぐったいような……
誰かが首を倒してこっちを覗き込んでいた。
ひとつ瞬きすると、ぼんやりと白んでいた視界が1段階ハッキリして、やたらカッコいい男の顔があった。
あーコイツ、今はおとなしい顔してるけど、大人になったらこんな男前になんのな……
まだ寝ぼけていた頭で普通に納得してから、ぱちぱちと更に何度か瞬きする
「お前何？何処のガキ？小学生？」
八田：…………わっ！
ガタンと椅子を鳴らして飛び退いたら「おうっ」と相手の方も仰け反った
八田：あっ………あ、えっとお邪魔してます俺、伏見の……猿比古、くん、のクラスの
思わず椅子の横で気をつけをした
「猿比古の？ガッコの友達？へー小坊かと思った。
ん、て事はAチャンともか…」
ずけずけした物言いをする人だ
兄貴が居る何て言ってなかったよな？
これが父親？
すっげ若いな……
じろじろ見ていると、向こうも何だかにやにやして見返してくる。
伏見が大人になったら、だなんて一瞬寝ぼけて考えたのも無理はなかった。
雰囲気は違うが……あと眼鏡もかけてないが、目鼻立ち驚くほど似ていて、一目で血の繋がりがある事がわかる
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悠紀(プロフ) - 続編おめでとうございます またこれからも拝見させて頂きます！頑張ってください。 (2017年3月13日 8時) (
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作者名：神夜 | 作成日時：2017年3月12日 15時
