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あの後、番組打ち合わせがあり
収録時間まで仮眠を取ることに。
仮眠室は薄暗くて簡易ベッドとアロマが置いてある。
近くのベットチェアに横になれば
いい香りに眠気をそそられ、いつの間にか意識を手放していた。
「Aさん、起きてください」
小島くんに起こされた私はどのくらい眠っていたのだろうか。
「もう収録始まりましたよ」
『えっ、わ、ごめんなさい！アラームかけるの忘れてました！』
ベッドから飛び上がった反動で
掛けた記憶のないブランケットがずり落ちる。
一体誰が…とそんなこと気にしている時間はない。
ドアを開けて待ってくれている小島くんにお礼を述べ
急いで楽屋に向かう。
スタジオに板付きのLilかんさいとは別に、
Aぇ! groupは楽屋で待機している間モニターで確認。
『すみません、遅れました！』
まさか遅刻するとは、2日目にしてマネージャー失格だ。
邪魔にならないように後ろの方で見学する。
「立花さん、そんな暗い顔せんとってくださいよ」
『あ、ごめんなさい…』
やりずらいっすわ、と末澤さん。
昨日意気込んだ手前、失敗したことがめちゃくちゃ恥ずかしい。
「それにしてもよう寝てましたね」
『え、なんで知って』
もしかして、ブランケットを掛けてくれたのは末澤さん？
『ご迷惑をお掛けしました』
「まあまあ、失敗は誰にでもあるんで。
逆に安心しました、立花さんもちゃんと人間なんやなぁって」
ちゃんと人間…？いや今気にするべきところはそこじゃない。
これからはしっかり切り替えていかないと。
「でも危ないですよ。気ぃつけないと」
小さい声でそう呟く末澤さん。
私にだけ、耳元で。
「こんな男所帯で無防備に寝てたら襲われますよ」
そして悪戯に微笑む。
「俺とかに」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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大和ゆうひ(プロフ) - namanaさん» ありがとうございます！末澤のみならず、皆さん良い方でデビューして欲しいですね！ (2022年6月2日 6時) (
レス) id: 244404b707 (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - 分かります！私も最近末澤さんに惹かれました！！笑 これからも更新楽しみにしています(^^) (2022年6月1日 23時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：良ゑ組 x他1人 | 作成日時：2022年5月23日 0時
