▽ ページ35
・
・
・
次の日の午後。
午前は取り敢えず俺と古森と朔間の3人で色々食べて回り、
午後は古森がシフトのため2人だった。
「お前、俺と2人でいて大丈夫なの？」
「なにが？」
頭の上に？が見えそうなくらい顔。
「いや、変な勘ちが…」
そこまで言って、ふと口に出してはいけない気がした。
「いや、何でもない。」
「言いそうだったことバレバレ〜」
と言いながら呑気にスキップなんかして。
「勘違いされたいって言ったら、臣はどーする？」
「え…。」
それは、俺のこと好きってことでいいよな。
いや、そうじゃないとは言わせない。
「バカ。」
そう返すと、朔間は満足気に笑った。
多分朔間は、俺が朔間を好きだと勘づいてあの発言をしたんだと思う。
そして俺が照れ隠しで「バカ。」なんて言ったのにも気付いている。
「あ、そーだ臣！私喫茶行きたい！」
「さっき食べたばっかだろ。」
「いいじゃん！行こ！」
なんて無邪気に俺の手を引いた朔間の手を、
俺もちゃんと握り返した。
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 432人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミオ(プロフ) - 漆原さん» 通知で飛んできました！笑こちらこそお付き合い頂きありがとうございました！！！ (2020年7月16日 0時) (
レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
漆原(プロフ) - 完結おめでとうございます！尊い可愛い良かった、ととても素敵な作品に出会えて良かったと思いました。更新お疲れ様でした。ありがとうございました！ (2020年7月16日 0時) (レス) id: ed7638bb80 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！！ (2020年7月3日 14時) (レス) id: d5bc6df56e (このIDを非表示/違反報告)
漆原(プロフ) - さくさくコンビめっちゃ可愛いしストーリーも面白くて好きです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年7月3日 14時) (レス) id: ed7638bb80 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - さくみさん» きゃああ嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年5月23日 9時) (レス) id: a31c000f06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミオ | 作者ホームページ：I don't have.
作成日時：2020年5月18日 13時
