俺らの名前は＿＿＿《TREASURE》

様子 ページ21

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ジフンside





今日は俺たちがデビューして初のイベント


イベント内容は
・GOING CRAZYを披露
・ミニトーク会
・ハイタッチ会



結構盛りだくさんで、イベントをやると知った時は
まだデビューしたばかりでファンもそんなにいないんじゃ…と思ってたけど
想像以上の応募数に事務所もびっくりしたみたいで(笑)



控え室にいるメンバーをみてみると

楽しくワイワイ話してる人もいれば
ちょっと緊張した顔つきの人もいる

13人もいるからみんな様子が違って面白い





でもさっきから少し元気が無さそうな子が1人









jh「Aどうした？元気ない？」




『あ、ジフナ…元気ないってことはないけど、』




どうみても様子がおかしいA

いつもはジュンギュやアサヒとかと騒がしくしてるけど
今日は一段と静か




jh「なんでもオッパに話してごらん？」




『オッパじゃないし…』




ちょっと意地を張ってるAも可愛いなぁと思いつつ



jh「で？どうしたの？」





『……なんかちょっと不安になっちゃって、
私のことを褒めてくれる人もいるんだけど
中にはその、否定的な文面もあったから私がいて大丈夫かなって』





たしかに、A以外全員男だからそういう事を言われてもおかしくない

俺もAに言わなかったけど何個か見たことがあった


そうだよな…そんなこと言われたら自信も無くすだろう





jh「A、TREASUREにとってAは絶対必要なんだよ。Aにしか出せない良さがたくさんある。
だから一緒に頑張っていこ？




ほら、周り見て。こんなにもAを守ってくれる仲間がいるよ」






俺たちが話している内容が聞こえていたのか
ほかのメンバー達もAの周りに集まっていて





『ありがとう…っ』





Aは目をうるうるさせてて、不謹慎にも可愛いなぁと思って抱きしめてしまった





jk「ヤーッ！！パクジフン！」





すぐにジュンギュに引き剥がされて
Aは今ジュンギュの腕の中だけど

Aの心が少しでも軽くなっていてくれたら、
そうだったらいいなと思った

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