センセイ。Ⅱ (ページ2)

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先生とゲーセンに行った日から視線を

感じることが多くなった。

俺が先生を見てた時とは違う視線。

痛くて怖い。

日に日に狂気じみたようになって、狙われてる気がする。

最近翔太は部活で忙しいし、

蓮に言ったら外行けなくなりそうだし、

先生は、、余計な仕事増やす訳にはいかない。

自分で何とかしないと、我慢すればいいんだから。

、守られてばっかじゃダメだから。

fk｢さぁくまっ、おはよ、｣

背後から声をかけられて身体が跳ねる。

sk｢、っ！！！！！、なんだ、先生、おはよございます、｣

声をかけてきたのが先生で安心する。

fk｢、？どした？いつもに増してびっくりしてたけどわら｣

バレちゃダメだ。

sk｢、っ、なんでもないです、笑、

授業の準備してきますっ、｣

先生に心配かけたくない。

俺だって男だもん。

だから自分のことくらい自分で出来るもん。

……

って思ってたのに、、、めっちゃ怖い、、

南｢ねぇ、佐久間ってゆう人、君だよね？？｣

sk｢、は、はいっ、！｣

この人深澤先生のファンクラブの会長って噂の南先輩だ、

なんで俺この人と誰も通らない非常階段にいるんだろ、、

南｢あたしさぁ、ゲーセンで見たんだよね君が

ふっか先生と手繋いでるとこ、どーゆーこと？｣

見られてた。最悪だ。

南｢何？笑あんた、ふっか先生のこと好きなの？

男が男好きとかまじキモイんだけど笑

、何黙ってんの？｣

南先輩の威圧感が怖すぎて声が出ない。

南｢、何とか言えよっ！！！！！！｣

sk｢、っ、！｣

怖い。ほんとに怖い。

なんでこんなに言われなきゃいけないの、？

まじで泣きそう。

南｢っあたし、知ってんだよ？！あんたが！

準備室入れてもらってること！！！！

誰も入れないのに！なんであんたが入れんだよ！！｣

ほら、やっぱり誰かに見られてる。

南｢男のくせにうじうじして、

先生の気を引こーとしてんでしょ！！！！

ほんっと気持ち悪いっ！！！！！！！｣

sk｢っ、ごめっ、なさ、っ、｣

気を引こうとうじうじしてたつもりは無い。

ただ俺は遠くから先生を見るだけで十分だった。

自分で自分を守るとか言っときながら

いざピンチの時は何も言えない。何も出来ない。

無力で弱虫な自分が嫌い。

南｢もう先生と関わるな、！あんたなんか先生の迷惑にしか

なってないんだよ！！！！｣

息が詰まった。