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連れてきてくれたのは雰囲気がいいBAR。
てか、ほんとに体目当てじゃない?
このBAR、商店街からだいぶ離れた所だったから
ホテルに行かないはホントなのかも。
?「ここ。喫煙できるから吸ってもいいよ」
『じゃあ、お構いなく。』
?「おねーさん名前は?」
『なんで、教えなきゃいけないの。』
フゥーーと煙を吐く。
『あんたと私は今日だけの仲。名前知った所でこれから先なんにも発展しない。意味無くない??』
?「…。そ、じゃあ。俺は名乗っとくは。俺は
佐野玲於ね。よろしく」
ふーん。玲於、ね。名前は可愛いんだ。
玲「て事で。普通相手が名乗ったら名乗り返すよね?」
この男。慣れてる。
言葉が上手い。
『……。すいません、ジントニック下さい』
玲「あれ?名乗らないの?」
ていうかこいつ見た事あるぞ。
なんでだっけ。
店「ジントニックです」
コトンッ
出されたお酒を飲もうとグラスを掴んだ
つもりが、あの男にとられてしまった。
『どーいうつもり? 』
玲「これは。おれの金で飲むんだから。名乗ったら、飲んでいいよ」
その余裕の表情。
ムカつく
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作者名:しー。 | 作成日時:2021年1月28日 16時