29玲於 ページ29
なんだよあの言葉ッ…
『そのっ!…れ、玲於の前しか着ない!
…こともあるかもしれないし、ないかもしれない…』
分かってる。本当は、なにか返さなきゃと思って咄嗟に出た言葉だろ?けど、
玲「あんなの言われたら目なんて見れるわけねぇだろ…」
やばいぞ。なんだ、この感情
今まで感じたことの無い女へのドキドキ
いや、色んな女と絡んできたけど
中に出してないよな?とか、彼氏にバレた?
とかのドキドキは体験した事あるよ?けど
あいつ、Aへのドキドキは何かが違う
メンバーがいる控え室の扉の前で1人ズルズルとしゃがみこんでしまう。
玲「無理だよ…わかんねぇよ。」
亜「なーにがわかんねぇの??」
玲「いやさぁ、実は…ってうぉ!!びっくりした!」
亜「うわぁ!こっちもびっくりしたあ!」
いきなり大きい声出さないでよ。と俺を見下すように言う亜嵐くん。
亜「なんかいいね。この、今の目線w」
亜嵐くんって変な所で性格わるいと俺は思う。
ちょっとSっ気あるし。
すると扉を閉めて俺の隣に立った。
もう思い切って聞いちゃお
玲「亜嵐くん。どうやったらAは俺に落ちる」
亜「期限は?」
玲「早くて3〜4ヶ月」
亜「んーー、あ。玲於名刺貰ったでしょ?」
玲「あー、貰った」
亜「あれに電話番号書いてると思うから。
きっと、追加したら自動的にLINEも…ってなるでしょ?」
自動的にLINEも…か
けど、俺自身。そんなに話さない奴入れたくないタイプだからもしAもそうだったら?
玲「でも、あんまり友達追加したくないて思われたらなんか俺負ける気しかねぇ。絶対俺に気がないってことでしょ?」
亜「だーかーら!それを確かめるの!」
亜「ほら!今すぐ連絡先追加して!」
え。
玲「いっ、いま!?」
やっぱり亜嵐くんは性格が悪い
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作者名:しー。 | 作成日時:2021年1月28日 16時