私と貴方が恋に落ちるまで 〜1〜

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岩「え、ああ。いや、トイレ行くーて行ったけどライター持っていったからAちゃんてタバコ吸うのかなー？て思って！」



うーーわー。絶対印象悪くしてしまった。



『飲み屋とか来たらつい吸っちゃいますねw』


岩「そのメーカー、臣さんが三代目入りたての時に吸ってた！その後直人さんにうちは禁煙なの！て怒られてすぐに辞めたけどねw」


へえ、臣さんも吸ってたのか。


『ごめんねwなんか、煙たいよね？』



岩「やーっと敬語はずした。」



え？



岩「おれ、Aちゃんと仲良くなりたいって思ってたの。」



チリチリとタバコの火が小さくなっていく



『あ、え。そんなっ』



急いで火を消して、何か言い返さないと！
と思いライターもタバコをポケットに直そうと思ってた時。動揺してイスにつまづいてしまった。




『うわっ！』



岩「危ないっ！」



急いで手を引いて抱きしめてくれた岩ちゃん。





私はなにをしているのか。今何が起きているのか。
恋愛ドラマ？？いや違う







今、私は岩田剛典に抱きしめられている。






『す、すみません！！！タバコの灰とか落ちませんでした！？』




急いで離しとにかく灰が着いてないか心配した。






岩「心配する所そこなんだねwww」




岩ちゃんの服の裾をみると消す寸前のタバコの火が当たったのか、少し焦げていた。




『弁償します！！すみません！ああ、なんて事を…』




岩「いいよいいよ！この服、今日焼肉行くって知って汚れてもいいように安いの着てきたから！それより、おれはAちゃんが無事でよかったよ。」




この時、私の心臓は大事なアーティストさんの服を焦がしてしまったことと








岩ちゃんの放った言葉でもうドキドキが止まらない。

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