ぜったいかんぺき美少女がWTの世界にトリップ！？３ (ページ13)

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第83話　大規模侵攻ページ13

ー基地南西部ー

ヴィザ「いやはや．．．．子供を攫うのはいささか気が重いですな」
ヒュース「これが我々の任務です。ヴィザ翁」

修「角(つの)つき．．．．！！」

ー基地東部ー

エネドラ「ﾁｯガキばっかかよ。外れだな」

菊地原「うわぁ。人型来ましたよ風間さん」
風間「あぁ、しかも黒い角(・・・)俺たちは当たりのようだ」

ー基地南部ー

ｽﾞﾝ

ランバネイン「んー？二人だけか？拍子抜けだな」

太一「ひ、人型近界民(ひとがたネイバー)．．．！？」
？『距離を取れ太一』
太一「！」
東『この間合いはまずい。下がって警戒区域に誘い込むぞ』

A視点

ー基地北東部ー

「っと、やっと着いた〜」
目の前に居るトリオン兵を上から見下ろす
はぁ、数が多いな。てか、ラービット全種揃ってるよね？？
ん〜少し、ナナに手伝って貰うか

〘ナナ、少し手伝って貰ってもいい？〙
．
．
．
．
ん？応答が無い？？
〘ナナ？ナナ！？聞こえる？！返事して！？〙
．
．
．
．
駄目だ。出てこない．．．しかも、このトリオン兵の大群、基地に向かってる．．．こうなったら！
「“トリオン操作解除”．．．さて、一瞬で終わらせる！！」
私はグラスホッパーで上へ飛ぶ。そして、トリオンキューブを出した

ｷﾞﾕｯ
ﾌﾞｵﾝｯ

「“アステロイド”」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ｼｭﾀｯ
「もう残りは．．．居ないね。後で忍田さんに更地にしたとこ謝っとかないと．．．」

ー？？ー
ハイレイン「！！？？ミラ！こればどういうことだ！？」
ミラ「私にもわかりません．．．ですか、この玄界(ミデン)の兵はあの
“金の雛鳥”よりもトリオンが遥かに多い」
ハイレイン「．．．．数値は？」
ミラ「はい．．．測定不能．．．？！」
ハイレイン「ほう。兵に使っても神(・)にしても良いとは．．．」
ミラ「捕えますか？」
ハイレイン「あぁ、次の段階で“黄金の兵”も捕らえに行く」
ミラ「了解しました。」

ハイレイン「(これに勝ち、此奴を神(・)にさえすればアフトクラトルはさらなる進化を遂げられる．．．たとえ、神(・)に出来なくても兵としては十分使える。)」

『急がないと！！』
ハイレインは画面に映っている彼女を見た。

ハイレイン「．．．．(だが、何処かで“此奴を神(・)にしたくない”と思ってる．．．この気持ちは一体なんなんだ？)」