第１２１話 大規模侵攻 ページ29
レプリカが真っ二つに斬られたが、ラービットの動きは止まらない
それには、ミラもびっくりしている様子だ
ラービットがミラと交戦している間に修くんと、私は建物の影に隠れた
他の誰かが戦っている音もするが、それは三輪先輩だから心配はない。
すると、パキッとラービットの硬い手がキューブに変わる音がした
私も修くんもこのままじゃマズい…とかんがえていると
「待てオサム」
修くんの手元からレプリカの声がした
どうやら予備のシステムに切り替えたようだ。知っていたけれど…
この状態でも、まだ大丈夫。直せばいいのだから。
だけれど……
“レプリカを守り切ることが出来なかった。”そんな現実が私付きつける
千佳ちゃんを守りきれなかった、でも彼女は元に戻る。だからレプリカだけでも、助けようとしたが、それを叶えることもできなかった。……私は、私は、
ただの無能だ……
大事な友達の相棒すら守れない私に何ができると言うのだろう
「……A、オサム、一つ提案がある」
レプリカが急にそんなことを言い出した。
一通りその作戦を修くんと一緒に聞いた。
勿論、私は作戦を知っているが……反対だ。
これを実行してしまえば、レプリカは……
「この作戦でしかここは抜けられない。オサム、A。」
「…私はいや。」
「！A…」
「私達が助かったとしても、レプリカは？助かる確率なんて０に等しい…。そしたら…」
「…それでも、これ以外の方法が無い。私のことはいい。」
レプリカ…
……
「……分かった。ごめんね。」
「…ユーマは今こちらに向かっている。たが、到着にはまだ時間がかかる。」
「…！」
真剣に、レプリカの話を聞く。
「三輪がやられれば我々は逃げ切れない。やり方はオサムたちに任せる。
…そうだよね…
「わかってる。千佳を守るためだ。」
……私も。
ドガッと大きな音がした
「……今だ！」
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Rio - 素敵な小説、ありがとうございます！続きをお願いします。頑張ってください！(^-^＼) (2022年9月26日 1時) (
レス) @page28 id: 9824f121c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜苺 - 三斗(トリップ願望者)さん» 三斗（トリップ願望者）さんコメントありがとうございます！更新がんばっていきます！ (2022年8月6日 18時) (レス) @page26 id: 824dea89d1 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - エネドラにラッド化しないで人間んでいてほしい！とは思ったがそうすると原作からかなり離れちゃうか…。と気づいた今日この頃。更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2022年8月2日 13時) (レス) @page25 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜苺 x他1人 | 作成日時：2022年1月22日 8時
