時透無一郎 ページ6
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「まさか相席があんたの事だとは思わなかったなぁ…、ていうかそこ退いてくれる?そんなデカデカの寝転がられると迷惑なんだよね。聞こえてる?」
…………。
「ていうか、涎着いてるよ?」
『うるさーーーーい!!!!』
なんで、よりにもよって、こいつが………!!
「ていうか僕も災難だなぁ。なんでよりにもよってこいつと相席なんだろう。」
『私の方が災難だよ!!ていうか近い!隣に来るな!もうちょっとあっち行ってよ!!』
「はぁ?あんたが向こうに行けば?この景色を観ながら僕は食べたいんだよね。で、この位置が1番良く観える。
ていうか先月会った時よりも太ったんじゃない?よくこの店にも来てるみたいだしね。食べ過ぎ。」
た、確かに言われてみれば最近甘いものを食べ過ぎているような気がする……。そういえば毎日やっていた腹筋も疎かになっているような……。
そんな私を呆れたように見ていた時透がふと私に向かって手を伸ばした。
ムニィ……。
「ほら、この頬。柔らかすぎでしょ。絶対太った。」
は?
「なにその顔。…ブッサイクだなぁ。」
そう言うと時透はまたそっぽを向いて、お菓子を食べ始めた。
い、今……何されて……。
「いつまでそうしてる訳?羊羹食べないの?せっかく僕が持ってきてあげたのに。」
か………
『………かっ、勝手に頬っぺた触ってんじゃないわよ!!!!この変態!!!』
「はぁ!?頬触ったくらいで変態は無いだろ……。あんたが男に免疫無さすぎるだけなんじゃない?」
免疫?十四の私よりも年下の餓鬼が何言ってんだ!!
『うるさい!!この馬鹿!チビ!昆布頭!!』
「…あーはいはい。その語彙力の無さ、勉強した方が良いんじゃない?」
『お前に言われたくない!!ていうか、不細工って言ったな!女の子に!!』
「あれ、あんたって女の子だっけ。」
『……と〜き〜と〜ッ!!!!!!!!』
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アオイ - 更新頑張ってください!\\\\٩( 'ω' )و //// (2021年11月15日 21時) (レス) @page8 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
すずもり(プロフ) - おもしろいです!更新頑張って下さい! (2021年5月16日 7時) (レス) id: 850617dc48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せりす | 作成日時:2021年5月16日 4時