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prorogu ページ1
幼い頃囲まれていた自然の山々。
そこで出会った友達を私は守れなかった。
赤
朱
緋
赫
紅
に染まった村。
草一本一本がアカに彩られていてもうアカしか見えない。
涙は一粒も不思議と出なかった。
立ち尽くしていた体を無理矢理動かして前々へと進む。
進めば進むほど見えてくるアカとそのアカを出している原因。
その目には本来はまっているはずのモノが無かった。
【僕】の目が熱を浴びて痛みを発して行く気がする。だんだん痛みが強くなって来た。
僕は大切なものを守れなかった。
それが僕の罪
私の罪がアカをかぶることならば、喜んでそれを受け入れるよ。
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作者名：まぃ | 作成日時：2018年5月23日 22時
