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明かされる真実2 ページ22

貴「憂太が……里香に……呪いをかけた……??」

五条先生は以前憂太が立てた仮説と言っていた……という事は憂太は自分がかけたかもしれない事実も考えていた??でもそれなら里香が、特級過呪怨霊となった理由も説明が着く。菅原道真の子孫である憂太の呪い……一般人の呪いと訳が違う……大物呪術師の血が流れている憂太が呪えば、里香は成仏できずこの世に囚われたままだった。


乙骨は6年前の交通事故を思い出していた……。幼き頃、目の前で里香が車に轢かれた。その姿は地に伏し身体中は傷だらけで出血量も多く、即死だった。そんな彼女を見て彼が思ったことは……

乙(里香ちゃん!どうしよう!!死んじゃうの!?ダメだ!!里香ちゃんがいなくなったら、Aちゃんも泣いちゃう!!助けなきゃ!!死んじゃダメだ!!死んじゃダメだ!!死んじゃダメだ!!)

里香の死の拒絶……。彼女が亡くなったら、自分も悲しいが何より彼女の親友であるAも、悲しみ涙を流すだろう……そんな姿を乙骨は見たくなかった。幼いなりに、里香を助ける方法を模索したが、彼女は既に息を引き取っていたため、助ける事は叶わなかった。

乙(そうだ僕はあの時……里香ちゃんの死を拒んだ。里香ちゃんがいなくなったら、僕だけじゃない……Aちゃんまで泣いてしまう……。そう思って、僕は里香ちゃんの死を拒んだ。)

五「呪いをかけた側が、主従制約を破棄したんだ。かけられた側が(ペナルティ)を望んでいないのであれば、解呪は完了だ。……ま、その姿を見れば分かりきったことだよね。」

五「それにね……里香を見ていて思ったんだけど、憂太の他に少し違った呪力が見えるんだよね。憂太よりは割合は少ないけど、確かに憂太とは違う呪いが見えた。憂太の他に里香を呪いにかけられるのって誰だろうと思ったけど……凛の話を聞いて分かった……君だよ……A。」

貴「えっ……??私も里香に呪いを??」

貴2「里香ちゃんの交通事故の件を知った貴女は、一日中部屋から出てきませんでしたね。私が部屋に駆けつけた時、扉は空いていなかったけど、泣き声がずっと聞こえてました。そしてずっと貴女は言ってましたよ……「里香がいなくなったなんて嘘……。」「信じない……里香は死んでない……いなくなったりしない。」って。」

貴2「それで間もなくして、Aは私達の元にやってきた。貴女は成長するにつれて、塞ぎ込むのはやめて元気になった。里香ちゃんの死も受け入れていたと思っていたけど、心の底では認めてなかったのではないですか?」

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設定タグ:呪術廻戦0 , 乙骨憂太 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:如月 | 作成日時:2023年1月25日 2時

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