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「っわ、うるっさ。」
さっきの叫び声に眉を顰めて文句言ってる
すっちゃんを他所に私は大事に大事に
だいすきなママの作ったお弁当を食べ始めた
”ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞ”
でかい叫び声の次はでかい足音
これは明らかダッシュしてるし
何なら端にある13組に向かってきてる
『...はぁ。お昼くらい静かに食べたい...。』
「わかる。ほんとさっきからうるさいんだけど。」
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「おい！すみれ！！」
勢いよく開いた教室のドアに教室に居た人全員の視線が集まったし
その声の主はすっちゃんを呼んだ
「なに？！！！
てか学校で話かけんな！！！！！！」
きっとこの様子はすっちゃんのお友達だ
すっちゃんの怒鳴り声に
その男の子はへらっと笑っててなんだか可愛らしい
ずんずん教室の中を歩き進めてくる
その人は近づかなくても分かってたけど相当高い。
身長が170近くあるすっちゃんよりも全然おっきい。
「ちょっと来て！！」
「は？やだよ。今ごはん中だし。」
「なあんでよ！！！お願いーーー！！」
「ママにちくるよ、いいの？」
「やだよ！！AHAHA！！！」
「もーージェス！うるさいってば！！！」
目の前でふたりが言い合いをしてるけど
気にせず私はお弁当を黙々と食べ進めてた
「...ねえ？Aちゃんで合ってる？」
『へ...？』
すぐ横から聞こえた声に反応して顔を向ければ
ピアスをたくさん着けてていかにもチャラそうな男の子が
いつの間にか私の机の横にしゃがんでた
『...なんですか？』
「んはは、そんな警戒すんなよ
俺、6組の田中樹
ちなみにあいつも6組ね、ジェシーっていうの」
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昨日から何かがおかしい。
私の人生の登場人物が突然増えだしてる...
クラスの女子からの視線も凄いし
居心地がとにかく悪い
でもその視線は昨日感じたものと同じで
彼らが”あの集団”の人だって事が分かる
『...なんの用ですか？』
「ん？」
にやっと笑う田中くんはスマホを触り始めて
なにこいつ、って内心思った。
「フォロリク、許可よろしくね？Aちゃん
ほら、ジェシーいくぞー。」
手をひらひら振りながら教室から出て行った田中くんと
その背を追うように出て行ったジェシーくんに呆気にとられてしまった
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ルナ(プロフ) - こんばんは。モリ。を見てからこちらの小説を初めて拝見させていただきました。昨年9月より更新があってないようですが、どんどん読み進めてしまい、楽しみになってます。お気に入りと更新通知ONにしたので気長に更新待ってますね。 (2023年1月12日 20時) (
レス) @page22 id: bf54e4697b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年9月22日 16時
