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「ねえ、黒田さん！
これって、黒田さんのアカウントで合ってる？！」
7月の始め、もうすっかり季節は夏
ムシムシする日々が続いていた
そんなある日の昼休み
もっと暑くなるような
大きい声と濃いお顔が私に話しかけてきた
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私の通う高校は1学年13クラスあるマンモス校
だから同じ学校で同じ学年でも
知らない人は沢山いるし
ある意味知ってる人の方が少ない
だから目の前に居るこの男の子の事も
私は初めてお目にかかるし、誰かも分からない
でも、彼が見せてきたスマートフォンの画面には
確かに私のインスタのアカウントが映ってた
『そう、ですけど...。』
学校のカーストで言えば
私はきっと真ん中らへん。
上位でもなければ底辺でもない。
ごくごく普通の女子高生だ。
「あ！ごめんね？俺、森本慎太郎って言います！6組です！」
きっと私の表情で察してくれたのだろう
しっかり自己紹介を満面の笑みでしてくれた
『あー、えっと。黒田A、です。』
一応すべきなのかなって思って自己紹介をしてみたら
「あはは！知ってるよお〜」って森本くんは大きい口を開けて笑ってた
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森本くんは150cmもない私より
遥かに身長も高いし、
よく周りから”華奢”と言われる私と正反対で
がっしりとした体格
動物で例えるなら間違いなく”THE、熊”って感じ。
ぼけーっと彼を見てたら手に持ってたスマホが震えて
通知に反応して点いた画面には
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［ Instagram ］
森本慎太郎さん(＠mrmt＿0715)からフォローリクエストがありました
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こんな通知が届いた。
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ルナ(プロフ) - こんばんは。モリ。を見てからこちらの小説を初めて拝見させていただきました。昨年9月より更新があってないようですが、どんどん読み進めてしまい、楽しみになってます。お気に入りと更新通知ONにしたので気長に更新待ってますね。 (2023年1月12日 20時) (
レス) @page22 id: bf54e4697b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年9月22日 16時
