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有『…知念！いやぁ助かった！
なんか俺のせいでAちゃんおかしくなって…』
そう、
安定の私の親友アーンド幼馴染 の侑李が戻ってきて
私と子犬くんの間に入ると
子犬くんは 眉毛を下げて困ったような顔で侑李を見た。
侑『あー、気にしないで。
A、恋愛経験とか男子と話すの全然なくて
思考回路がおかしいっていうか…』
「別におかしくないもん！
私の眼中に男子は慧くんしか映ってないだけ☆」
有『…がーん。俺、映ってないの…』
侑『ごめんね、大ちゃん。
A、僕のことも完全に女友達扱いで
片思い相手の慧くんしか見えてないっぽい』
さっすが侑李！わかってくれてる！
私はにやっと笑って侑李の肩を組もうとした時、
子犬くんが悲しそうに私を見た。
有『そっか…好きな人いるんだ…。
あ、でもね、Aちゃん！
俺…入試の時から好きだよ？Aちゃんのこと！』
子犬くんは またぱぁ…っと明るい笑顔でそう言った。
…は？
好き？
あ、だから侑李に頼んで私を紹介ってこと？
「ほっほーう。子犬くんは本当の恋を知らないんだネ？
好きなんてね、そんな入試の1日だけでならないの！」
へっへーん。言ってやった！言ってやったぞ！
私みたいな 慧くんしか考えられない！ってぐらいに胸が満たされるのが
恋なの。愛なの。
子犬くんに適当に口説かれるなんてゴメンだねえ。
侑『…大ちゃん、なんかほんとごめん..汗』
有『いいよいいよ！謝るなって！
その…Aちゃんの好きな人って、本当に良い人なんだね…』
子犬くんの一言に私はまたにやっと笑って
子犬くんに口を開いた。
「慧くんはね、幼馴染みで…優しくって
背が高くって 頭が良くて 世界1かっこいいの！
頼りになるし 私にとって王子様なの！」
私がそう言うと子犬くんはまた悲しそうな顔をして
ガックリと肩を落とした。
有『優しさなら俺、誰にも負けないよ！
あっ…でも、勉強 身長…』
「ざまぁ！←
…ふふ、君みたいな子犬くんが慧くんに勝てるとでも？クックック！」
有『…そんなぁぁorz』
あはは、子犬くんかわいい。
いじりたくなっちゃうね(笑)
なんて思った時、廊下がガヤガヤとざわめき私はハッとした。
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塗音瑚 - 完結おめでとうございます！！子犬な大ちゃんが可愛すぎる……！！！！！読んでいてキュンキュンしまくりでした！！！次の小説も頑張ってください！！！ (2017年4月22日 18時) (
レス) id: 5e0eece957 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぽん - すっごい感動しました！これからも応援してます！ (2016年11月5日 23時) (レス) id: 8935956d8b (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃてぃ(プロフ) - ちびーずさん» ありがとうございます！がんばります 。 (2015年10月12日 12時) (レス) id: 54df565ff9 (このIDを非表示/違反報告)
ちびーず - 頑張ってください。応援しています。 (2015年10月12日 11時) (レス) id: e0b09e23fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃてぃ | 作成日時：2015年10月12日 11時
