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慧『じゃ、授業がんばるんだぞぉ〜？』
ギリギリで学校に着いて、
校門に入るやいなや慧くんは私の腕を放してそう言って
慧『やぶぅ〜！おっはよ〜！』
私をおいて 友達の方へと行っちゃった。
なによ慧くん！
教室まで…いやせめて昇降口まで送ってくれてもいいのにな
…って、それじゃ誤解されちゃうもんね。
慧くん、私と付き合ってるなんて思われたら困るよね。
まぁ私は既に振られた人って噂になっちゃってるけど。
『あの子さっき伊野尾と来てた』
『でも伊野尾に振られたって噂だよ？』
『入学早々かわいそー』
ほらほら、慧くんの学年の女子からも言われてるじゃんか…。
「はぁぁ…。せっかく夢のようなひと時だったのにぃ」
なんて一人で呟いて、上履きを履こうとしたら
、『あの！…Aちゃん、山田Aちゃん！』
「え？あ…マメちゃん！(←勝手に呼んでる)」
そう、あの侑李といい感じの マメちゃんに声をかけられた。
ショートヘアで可愛くてなんとなく大人っぽい気もする。
「さすが侑李…見る目ある…」
ま『へ？…ゆ、侑李くん？//』
マメちゃんは侑李と両想いだって、まだ気付いてないのかな？
ま『…私、Aちゃんと話してみたいなってずっと思ってて。
ほら、使ってるグロス一緒だし！』
マメちゃんはそう言って、私も持ってるリップグロスを見せた。
確かに…好み合いそう♩
「嬉しい！よかったら仲良くなろう？」
マ『もちろん！よろしくね、Aちゃん』
満面の笑みでそう言うマメちゃんに
私は純粋に嬉しいし仲良くなれそうだと思った。
だけどそれと同時にこんなことをひらめいた。
…どうやらマメちゃんは、私と侑李が幼馴染で親友だってことに気付いてない。
だから、マメちゃんと仲良くなって
私がマメちゃんと侑李をくっ付けたら
二人とも私に大感謝して、
私の恋を全力で実らせようとしてくれる…！？
なんてまたジコチューな乙女発想が生まれて
私は心の中でニヤリと笑った。←
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塗音瑚 - 完結おめでとうございます！！子犬な大ちゃんが可愛すぎる……！！！！！読んでいてキュンキュンしまくりでした！！！次の小説も頑張ってください！！！ (2017年4月22日 18時) (
レス) id: 5e0eece957 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぽん - すっごい感動しました！これからも応援してます！ (2016年11月5日 23時) (レス) id: 8935956d8b (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃてぃ(プロフ) - ちびーずさん» ありがとうございます！がんばります 。 (2015年10月12日 12時) (レス) id: 54df565ff9 (このIDを非表示/違反報告)
ちびーず - 頑張ってください。応援しています。 (2015年10月12日 11時) (レス) id: e0b09e23fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃてぃ | 作成日時：2015年10月12日 11時
