１話 ページ1
少女漫画を読んでいて、ヒロインと自分がリンクすることはあるだろうか。
ちなみに私はある。
私もこれされたことあるなーと少女漫画を読んでヒロインに共感してしまう。
昔から、私はよくモテる。
別に自慢ではない。
事実だ。
顔がいい
胸がでかい
運動神経がいい
背が小さい
頭が良い
少しドジ
いい匂い
かわいい
肌が綺麗
優しい
明るい
など、友達や告白してきた相手の中の私はこんな感じらしい。
そしてよく言われるのは、ヒロイン。
Aが漫画のキャラだったら絶対ヒロインだよという褒め言葉を何回聞いただろうか。
昔幼稚園のときプロポーズをしてきた男子と何故か中学で再会し、もう時効になっているはずの口約束を持ち出して、迫ってきたり。
学校一のイケメンで遊び人と呼ばれる人が、何故か私一筋になってしつこく告白されたり。
怪我をしていたヤンキーに絆創膏をあげただけで懐かれたり。
ナンパから助けた男の人が、何故かアイドルだったり。
道でぶつかった無愛想なイケメンが、転校生で私の隣の席だったり。
ナンパもよくされるし、毎回知らない人が助けてくれるし、高確率でイケメンだし。
スカウトもよくされる。
小学校のときなんか、おそらくそういう趣味のおじさんに何度話しかけられたことか。
ストーカーもよくされるし、ストーカーがイケメンな事あるし。
危うくイケメンな義兄弟ができかけたこともある。(母とそのお義父さんになるかもしれなかった人は結局破局した。)
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作者名：瓶詰め金平糖 | 作成日時：2023年11月19日 20時
