シャンパン1本 ページ2
開店3時間前
午後４時
少しずつ空が暗くなっていた時、私は出勤した。
私の靴音だけが響く店内、いつもは華やかで少し騒がしい営業時間のときとは大違いなその光景。
電気もついておらず、おそらく自分が一番乗り何だと察した。
黒を基調として、時々金が混ざる豪華で、それでも上品さがある店内。
ふと、どこかのオーナーを想像させた。
そして、そんな店内を彼らホストのステージに仕上げるのは私達黒服の役目だ。
まずは、仕事服に着替えるか。
ロッカールームで黒と白を基調としたシンプルでおしゃれな服に着替える。
清潔感をもってもらうために、キュっと髪を一つにくくったら、OK。
ホールを掃除していると、どんどん黒服達が出勤し、開店準備を始める。
少しずついつもの状態になっていく。
そろそろ開店１時間前、午後六時になったかという時ホスト達次々と出勤してきた。
zm「やっほーA。」
ホールの掃除をする私の背後から急に声をかけてきたのはゾムさん。
彼はこの店のナンバーの一人でDom。
※ナンバー:ナンバークラス、略してナンバー。お店で成績上位のキャストのこと
いつも不意打ちに声をかけてくるから寿命が縮まってしょうがない。
『こんにちわゾムさん』
zm「なんやー、もう驚かんくなったのか」
『そうですね。人間、慣れますから。』
嘘である。全然未だに驚いている。だが、驚いたところで彼に餌を与えるだけだと私は学んでいるのでポーカーフェイスを崩さない。
sha「わぁっ！」
『わっ！！』
突然耳元で誰かが叫んだ。
バッと後ろを振り返ればいたのはシャオロンさん。腹を抱えて大爆笑している。
ちなみにこの人もこの店のナンバーでDom
sha「w人間っ、慣れますからっ、w」
zm「なるほど、ただ話しかけるんじゃなくて驚かすのが今のAには有効か」
ゾムさんは要らないこと学んでるし。
恥ずかしくなった私は彼らの事を無視して仕事を再開させた。
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瓶詰め金平糖(プロフ) - よしださん» コメント&ご指摘ありがとうございます。説明逆にしてました。助かりました。いつも見てくれてるなんて．．．とっても嬉しいです！ (1月24日 17時) (
レス) id: d4d6a8cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
よしだ - 16ページのところ、友営と色恋の説明逆じゃないですかね…？間違ってたらすいません！いつも楽しく拝見させていただいてます！ (1月23日 21時) (レス) @page16 id: a99bfcc6e7 (このIDを非表示/違反報告)
瓶詰め金平糖(プロフ) - かほちさん» コメントありがとうございます。分かります！私も受験近づいてるなと思っても作品見たり、書いたりして勉強が....。osmnさんの件了解です。一緒に受験頑張ります！！！ (12月14日 7時) (レス) id: d4d6a8cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
かほち - 私も受験生です…、受験日がどんどん近づいてきてるなーと思いつつこの作品を定期的に見にきてます…！osmnさんに関しては結構情報が少なくて色々サーチするの大変ですよねぇ…私的には全然出していいと思います！一緒に受験頑張りましょう！！ (12月13日 21時) (レス) @page25 id: a42b5a587f (このIDを非表示/違反報告)
瓶詰め金平糖(プロフ) - かほちさん» いつもコメントありがとうございます。もう咳もなく体調も万全です。かほち様もインフルにかからないように気をつけて下さい。やばいですあの方達。これから他のメンバーともどんどん絡ませていきたい... (12月13日 17時) (レス) id: d4d6a8cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瓶詰め金平糖 | 作成日時：2023年11月5日 14時
