彼女をたすけに？ ページ14
ci side
ショッピと二人で廊下を歩いていると、Aの悲鳴がどこからか、聴こえた。
ショッピには悲鳴が聴こえていないようだが、すんすんと鼻を動かして顔を顰めていた。
ci「なんか匂うん？」
syp「．．．．血の匂いがする」
はぇ〜、そういうことね。
ci「なるほどな。ちょうど俺もAの悲鳴が聞こえたとこやねん。」
ショッピと目を合わせ、二人同時に発生源へと歩きだす。
立ち止まったのは、よりにもよってシャオさんの“あの”部屋だった。
syp「さっきよりも、匂いが強くなってるから、ここやわ。」
ci「ここか、」
苦しそうな顔をするショッピ。鼻が良い彼には、血の匂いはキツイだろう。
今ショッピは、好物を前にして生殺し状態になっている。
かくゆう俺も、防音の部屋から耳に届くAの声に体が熱を持つのが分かる。
今すぐ飛びこまんとするショッピの腕を掴み、俺は止める。
ci「まって」
syp「っ何でや、」
ci「“今”じゃない。」
syp「じゃあ、いつやねんっ」
声を荒げるショッピ。それだけAに執着してて、それだけ血を欲している。
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瓶詰め金平糖(プロフ) - 絵猫蒼さん» ご指摘ありがとうございます。直しました。 (11月4日 12時) (
レス) id: d4d6a8cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
絵猫蒼(プロフ) - 失礼します、オ.リジナルフラグ立ってしまってますよ〜っ💦 (11月4日 1時) (レス) id: 546b1f5c91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瓶詰め金平糖 | 作成日時：2023年11月3日 20時
