第9話 2度目の逃亡？ ページ10
翌日…リビングから聞こえる騒がしい声で、リオニアは目を覚ました。
リオニア「………あれ…昨日…イルーゾォが髪乾かしてくれて…いつの間に部屋に…」
ガチャッ
？？？「ようやく起きたかバンビーノ」
リオニア「っ！？」
思いっきり目を逸らすリオニア
リオニア『………この声…リゾットでもイルーゾォでもホルマジオでもメローネでも無い…誰…？誰か…早く来て…っ』
そんな願いは虚しく、声の持ち主はベットの方に向かってきた
？？？「おい」
顔を無理やり掴まれ、ドアの方に向けさせられる
間近に男の顔
リオニアの恐怖メーターは天井をつきぬけていた
リオニア「っ…あ… あぁぁぁぁ…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！」
？？？「うぉっ！？」
男が怯んだその一瞬を付き、リオニアは部屋から逃げ出した
勢いよく階段を駆け下り、玄関のドアを開け、そのまま外へ飛び出した
靴も履かぬままで
✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
その頃、自室で車のカタログを見ていたギアッチョは突如起こった叫び声に驚き、声の主に文句を言おうと部屋のドアを開けた瞬間、物凄い勢いで何かが目の前を駆け抜けたのを見た
ギアッチョ「………っは？何だ…今の…」
叫び声がした部屋を覗くと、驚いたプロシュートが固まっていた
ギアッチョ「…プロシュート…大丈夫かお前…」
プロシュート「あ…あぁ…いきなり叫ばれたからビビっただけだ。…あのガキはどこ行きやがった…？」
ギアッチョ「何かが1階に物凄い勢いで降りていったのは見たが…そいつがリーダーが昨日言ってた新入りか？」
プロシュート「あぁ…この感じだと玄関から外に逃げたな…はぁ…ギアッチョ、俺はリストランテの方を見に行くからお前はアジト周辺をを探せ」
ギアッチョ「俺に命令すんなジジィ！」
プロシュート「ジジィは余計だクソガキ」
ホルマジオ「なんの騒ぎだ？」
メローネ「おはよー…」
プロシュート「昨日のガキが逃げ出したんだよ」
ホルマジオ「あー……しょうがねぇなぁ〜…プロシュート、俺も探すの手伝うからよ」
メローネ「じゃあ俺はギアッチョを手伝おう」
ホルマジオ「意外と近くにいたりしてな」
✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
ギアッチョ「あ」
リオニア「っ……」
ギアッチョ「メローネェ！居たぞー！」
メローネ「あ、いたいた。グラッチェ、ギアッチョ」
？？？「メロー……ネ？」
メローネ「いきなりで怖かったろう、大丈夫だよ。リオニア」
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彼岸花(プロフ) - 山葵ちゃんさん» ありがとうございます！コメント気が付かずにごめんなさい…今すぐでは無いのですが、そのうちまた続き書くのでよろしければ見ていただけると嬉しいです (2022年2月26日 22時) (
レス) id: 3fbb5787e5 (このIDを非表示/違反報告)
山葵ちゃん(プロフ) - おもろいぜ… (2021年12月14日 0時) (レス) @page27 id: 5fbc1cc174 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 風人雷震さん» ありがとうございます！莉緒ちゃんもきっと喜びますので是非是非…(( (2020年11月3日 20時) (レス) id: 3fbb5787e5 (このIDを非表示/違反報告)
風人雷震 - 兄2人と見て……兄1「夢主の家族最低じゃね？処す？(釘バットを装備」兄2「あ、賛成〜(包丁装備」私「同じことをしてやろ……(アルコールとライター装備」……てな会話をしました (2020年11月3日 19時) (レス) id: 356d2e7602 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2020年9月28日 2時
