1000年以上生きてる監督生

第18話 制服 ページ24

ルイ視点

モストロ・ラウンジに行ったらアズール・アーシェングロット…？は居なくて、190近い背の男がいた

『確かこいつは…あぁ……ジェイド・リーチ/Jade Leechだ…オクタヴィネル寮所属で2-E.13…11月5日生まれの蠍座…確かウツボの人魚だとかなんだとか…190cmの17歳で右きき…珊瑚の海出身…海…どんなとこなんだろう…好きな食べ物がタコのカルパッチョ……アズール…？って確か蛸の人魚だったよなぁ…まいいや嫌いな食べ物はアナゴ…アナゴとは…』

そしてなんか質問されたから答えたら採用された

……採用基準それでいいのか…

ジェイド「では早速、更衣室で服を脱いでください。採寸します」

………ま？え？制服じゃだめなのか…？

ジェイド「バイトといえど従業員。このモストロ・ラウンジに相応しい格好で働いて頂きますので。さぁ、何を躊躇なさっているのです」

……………仕方ない。腹を括るしかないようだ

更衣室で服を脱いだ後、ジェイドを呼んだ

ジェイド「なぜ僕が呼ばれなければならないのでしょう……か……」

ジェイドが固まった。ま、無理もない。なんせ今の俺は…さらしに短パンという格好だからな

ジェイド「………………貴方…女性だったんですか…」

普段男装してるし、知らないのは当たり前か

ジェイド「………っ……すみません……すぐに終わらせますから…」

ジェイドの顔が赤くなっている

ものの数分で採寸が終わった

ジェイド「………ルイさん…先程は大変失礼いたしました。制服なのですが…デザインはこういった形でもよろしいでしょうか……」

そう言われて差し出されたのはゴスロリ強めのメイド服。バラの眼帯付きだ。

正直なんでも良いので首を縦に振っておいた

ジェイド「…………わかりました。制服は出来次第お渡し致しますね。制服が届いてからでないと働けないので、それまでお待ちください。」

「あぁ、分かった。それじゃあ…また。」

ジェイド「はい、さようなら…」

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

ジェイドside

………まさかルイさんが…女性だったとは…僕達の出身、珊瑚の海では女性を敬う風習のようなものがある…

この学園は男子校…何かあったら守らなくては…

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