捨て犬~飼い主はSJ~ (ページ21)

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話し合いページ21

イトゥク「なるほど
ソンミナ僕が今から言う事訳してくれない？」

ソンミン「分かった」

イトゥク「Aさんのお母さん彼女の事は初めにこの彼が倒れている状態で発見しそこからホテルで僕達が看病しました
彼女は4日も目を覚ましませんでした
そして、彼女には沢山の痣や傷がありました
それで目を覚ました彼女に事情を聞いたらご家庭でとても酷い仕打ちにあっていて最近の悲劇の事も聞きました。
僕達は彼女をELFとして1人の女性として見過ごすことはできません
それで、僕達は彼女を一緒に韓国に連れて行こうと思います
なので親権を僕達に譲り色々な手続きをしてもらいたいと思っています」

僕はヒョンの言葉を母親に伝えた

母『なるほど
あなたがたの気持ちは分かりましたですが
家庭の問題に部外者が首を突っ込まないでください
そんな事があるわけもありませんあの子は昔から嘘が得意なのできっと嘘をいったんですね
早くあの子の所には連れて行って下さいすぐに連れて帰りますから
ご迷惑をお掛けしてすみません』

僕は怒りを抑えヒョン達に伝えた

ヒチョル「はぁ！？
なんだとお前！
あんなに辛そうに訴えて嘘だと！
あいつがどんな思いをしてるか分かるのか！？
あいつを死のうと思うまで追い詰めておいて！
しかもお前は親失格だろ！
お前が今まであいつを苦しめた分俺達が
あいつを幸せにするから黙ってあいつを引き渡せ！」

ヒョンの言葉を母親に伝えると

母『失礼ですが
あなたにそこまで言われる筋合いはありません
あの子をお腹を痛めて産んだのも
今までここまで育てたのも私です！
あの子をどうこうしようが親の勝手ですよね？
もし娘を引き渡さないのであれば警察に連絡して誘拐犯として訴えますよ！』

僕はその言葉を聞いて怒りを通り越して
悲しくなったそして僕の頬に涙が流れた
涙を一旦抑えてヒョン達に母親の言葉を伝えた
ヒョンが言葉を発する前に僕が泣きながら訴えた

ソンミン『貴方はそれでも本当に親ですか？
親は娘の事を心配するものじゃないんですか？
守って上げるものじゃないですか？
愛してあげるものじゃないんですか？
子供は親の道具でも物でもないんですよ！
子供にも心があるんです
僕達を訴えるならどうぞお好きに
僕達は全力で彼女を守ります
これから幸せにします！
絶対に彼女を一緒に韓国に連れていきます！』

僕の言葉を聞いて母親の顔色が変わった