希望 ページ11
イトゥク「充分に生きたって何？君僕達よりも生きてないよね？
僕達は君より長く生きているけどまだまだやりたい事とかあってまだまだ充分に生きれてないよ？」
ドンへ「そうだよ何かやりたい事とか無いの？
死んじゃったらもう何も出来ないんだよ？」
A「すみません
でも、もう疲れたんですやりたい事は確かにあります
けど、それはこんな私にはできない事だから
やっと解放されたからこのままもう辛い思いをしないように終わりにしたくて」
ソンミン「そんな事言わないで
今まで辛かったのから解放されたんなら今度は幸せになろうよ
終わりにするんじゃなくて自分でこれから白紙から作ればいいじゃん」
イトゥク「そうだよ
やりたい事もあるのなら簡単に諦めないで頑張ろうよ」
イェソン「そうだぞそのやりたい事と神様のプレゼントってなんだ？」
A「幸せに...
どうすればなれるのか私がなっていいのか分からないんです
やりたい事は私パティシエになりたいんです
それで沢山の人を笑顔にしたくて
神様からのプレゼントは皆さんの事です
さっきも言いましたが私はSJのペンなんで
今までの状況今現在の状況だったらコンサートに行ったりファンクラブに入るのんて叶わぬ夢だったのが
形はどうあれ実際に会えて
悔いなく死ねるぐらい凄く嬉しいんです」
そう言う彼女に僕は心の何かが切れた
ソンミン「幸せになっていいに決まってる！！ 今までの事を考えたらなおさら
なり方がわからないんなら僕がする！
素敵な夢があるなら叶えるべきだよ
自分がどんなだって関係ない
君だからこそやるべきだと僕は思う
今そんなに嬉しいなら今幸せってことなんだよ？
確かに神様からのプレゼントかもしれない
けど、それは死んで欲しくてじゃなくて生きてほしいから
だから今君は生きてるんじゃないの？」
イトゥク「落ち着けソンミナ」
リョウク「そうだよヒョンらしくない」
ソンミン「ごめんでも、僕はAちゃんに生きてほしいよ」
イトゥク「そうだね、僕もだしここにいる皆そう思うよ？
だから死ぬ何て言わないで？」
彼女から涙が溢れ出た
A「生きても
幸せになっても
夢を叶えてもいいんですか？」
ソンミン「いいに決まってるだろ」
ウニョク「あぁそんなに泣かないで？
せっかく可愛い顔が台無しだよ？」
リョウク「ほらこれ使って？」
A「ありがとうございます
可愛いなんて初めて言われました」
彼女はそう言って笑ったその笑顔は
とても綺麗だった
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作者名：Eve | 作成日時：2018年2月20日 19時
