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見当違いの場所を探してるということは
重々承知ではある。
だけどここ最近失くすものは
なんでそこに？と言いたくなるような
おかしな場所から見つかる。
もちろん自分でそこに置いた記憶もないし、
探す場所の見当がつかなくて困っている。
するとRINさんが「あ、」と声をあげた。
R「もしかしてグレーっぽい多色ボールペンだったりする？」
『そうです！』
R「ちょっと待ってね、確か昨日…あった！」
RINさんが取り出したのは私のものだった。
どこで見つけたのか聞くと、
桃さんから受け取ったと言う。
『え、桃さんからですか…？』
R「そうなの、Aぇの控室の前で見つけたから預けますね、って言われて」
『なるほど…』
私がこのペンを無くしたのは一昨日で、
もちろんその時に探せる場所は探した。
控室の前に落ちてるなんて、あり得る…？
桃さんへの違和感はますます強くなっていく。
一旦頭を整理しようと非常階段に向かうと、
そこには先客がいた。
佐「だから俺たちの…違うな…、俺たちのやることは……あれ、Aさん？」
『っ、すみません、お邪魔しました、』
佐「あ、待って！大丈夫やから！」
佐野くんは台本を持ったまま立ち上がり、
出て行こうとする私を引き留めた。
どうやら台本を頭に入れている最中らしい。
『あの、本当に集中するなら私は、』
佐「大丈夫！今ちょうど集中力切れてたし！」
『それはそれで駄目じゃないですか…』
佐「うっ、まぁ…気分転換に話し相手になってください！」
隣に座るよう促され、
せっかくならと思い自販機まで走って
ジュースを買ってきた。
佐野くんの分を渡すと、
いいんですか！？と目をキラキラさせる。
佐「ヤバい、Aさんからのプレゼント…もったいなくて飲めんわ！」
『ぶっ、げほっ、…やめてください、そんな大層なものじゃ、』
佐「でも初めてなんですよ！個人で俺になにかくれるのって！」
『そうでしたっけ？差し入れとか…』
佐「いやそんなみんなに配ってるやつはノーカンでしょ！とにかく、これは俺の気がすむまで大事にしますね！」
『…お好きにしてください。』
そこまで喜ばれるとは思っていなくて、
こっちが恥ずかしくなる。
けど単純にあげてよかった、とも思った。
すると佐野くんが、
似たようなシーンあるな、と言う。
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はっすんLOVE(プロフ) - 大橋和也推しですがAぇ! groupの中ではさのちぇ推しです！キュンキュンがとまらなくて、あっという間に読んでしまいました！こんないい作品と出会わせていただき本当にありがとうございました！！ (11月22日 23時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - まさやちゃんさん» ありがとうございます！ベタ惚れ年下わんこまさやを楽しんでいただけて嬉しいです！！ (2022年11月23日 11時) (レス) id: 448ad39150 (このIDを非表示/違反報告)
まさやちゃん - よすぎました。実際に私はまさや担でありまさやより7歳上です。設定は5歳差だけどまさやちゃんと年の差の女性のはなしですごく入り込んで読めました。 (2022年11月18日 15時) (レス) @page50 id: ae4eb103cc (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ちいさん» 素敵なコメントありがとうございます！自分の中の佐野くんイメージを詰め込んでいたので、そのようなお言葉をいただけて今とても安心しているのと、とっても嬉しいです( ; ; ) 今後また別のお話で出会えますように…！ (2022年3月13日 21時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 完結おめでとうございます！可愛らしさや真っ直ぐな純粋さが詰まった佐野くんに魅了されて、キュンキュンしながら読んでいました！また、他にも素敵な作品が読めること期待しております！ (2022年3月13日 21時) (レス) @page50 id: 40fb126c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2022年3月7日 14時
