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佐「うわぁ、Aさんが日本にいる。やばい、泣きそう」
『え！？泣かないでください、私はちゃんとここにいますから、』
佐「うん、夢やないんやな。……改めて、おかえり」
『…ただいま』
会えて泣きそうなほど嬉しいのは私も同じだ。
そんな思いを込めて、私も抱きしめ返した。
佐「ほんまごめんな、空港まで迎えに行けんくて…」
『何言ってるんですか！もしバレたら大変なことに…』
佐「それでも行きたいやん！1番に会いたいやん！」
『…お仕事だったんだから、仕方ないです。お昼のゲネプロはうまくいったんですか？』
佐「もちろん！そうや、実はその時演出家の新名先生が見にきてくれて、…」
憧れの先生とお話しできた、
と話す佐野くんは、キラキラした目で。
どんどん成長していく姿は
純粋にとても素敵だと思った。
けど…
佐「Aさんも来れたら見に来てな？日付言ってくれたらチケット取るから！」
『…はい、都合つけられるか確認してみます。』
なぜか私は、今日見に行ったとを言えなかった。
言ったら佐野くんを遠く感じたことが
より身に染みる気がして。
それから私たちはお互いに忙しい日々で、
なかなかゆっくり話すことはできなかった。
佐野くんは舞台の他にも、
情報番組のレギュラーなど、
3年前よりも活躍の場をさらに広げていて。
そして経営企画部に配属された私は、
新しい仕事になんとか食らいつく日々だった。
藤「よ、生きてるか？」
『藤野さん…なんとか生きてます。』
定時後でちょっと気が抜けたところに
藤野さんが声をかけてくれた。
元気なく答えると笑われる。
藤「最初はしんどいだろうけど、まあすぐ慣れるよ」
『そうですね…とりあえず今は必死でやるのみです』
藤「それにしてもまた俺の後輩になるとは、縁があるな笑」
『はい、またお世話になります！…』
藤野さんが直属の先輩になって、
色々とサポートしてもらう毎日だった。
甘えてばかりで申し訳ないけど、
顔見知りの先輩を頼れるのは心強い。
藤「まだ終わらないなら手伝おうか？」
『大丈夫です、もうあと少しなので！』
藤「そう？じゃあその後もしよかったら、」
プルルルルっ
と会話を遮るように携帯が鳴った。
見えた通知は佐野くんからで。
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はっすんLOVE(プロフ) - 大橋和也推しですがAぇ! groupの中ではさのちぇ推しです！キュンキュンがとまらなくて、あっという間に読んでしまいました！こんないい作品と出会わせていただき本当にありがとうございました！！ (11月22日 23時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - まさやちゃんさん» ありがとうございます！ベタ惚れ年下わんこまさやを楽しんでいただけて嬉しいです！！ (2022年11月23日 11時) (レス) id: 448ad39150 (このIDを非表示/違反報告)
まさやちゃん - よすぎました。実際に私はまさや担でありまさやより7歳上です。設定は5歳差だけどまさやちゃんと年の差の女性のはなしですごく入り込んで読めました。 (2022年11月18日 15時) (レス) @page50 id: ae4eb103cc (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ちいさん» 素敵なコメントありがとうございます！自分の中の佐野くんイメージを詰め込んでいたので、そのようなお言葉をいただけて今とても安心しているのと、とっても嬉しいです( ; ; ) 今後また別のお話で出会えますように…！ (2022年3月13日 21時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 完結おめでとうございます！可愛らしさや真っ直ぐな純粋さが詰まった佐野くんに魅了されて、キュンキュンしながら読んでいました！また、他にも素敵な作品が読めること期待しております！ (2022年3月13日 21時) (レス) @page50 id: 40fb126c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2022年3月7日 14時
