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『言い訳はしません。皆さんの貴重な時間を浪費してしまって、本当に申し訳ありませんでした。』
監督「いやいや、そんな頭下げなくても大丈夫だから！な？みんなもそうだよな！？」
「まあ、反省してるなら…」
まずはとにかく腰を低くして謝る。
するとそこまで謝るなら、って許す人、
そして何があったのかを追求する人が出てくる。
「桃ちゃんのことだから、なんか理由があるんじゃない？」
「たしかに、今までこんなことなかったし…」
「どうして遅れてきたかの理由だけでも、ね？」
全部桃の思う通りに進んでいく。
そう、この質問を待ってたの。
『…入りが25分遅れたって聞いたから控室にいたんですけど、ちょっと早めに来たら皆さんもう揃われてて…』
監督「え？…入りの時間知らせたのお前だよな？」
「じ、自分はちゃんと伝えましたよ！…蒼山さんに」
ADさんの言葉で
一気に非難の目があの人に向いた。
本人を見ると、唖然としている。
「あ、蒼山さん、俺15分ずれって言いましたよね！？」
A「たしかに、ちゃんと15分と聞きました！それで私は田宮さんに、」
『私の確認不足が原因です！なので全責任は私にあります、責めるなら私を。』
余計なことを言いそうだったのを遮って頭を深く下げる。
監督さんが慌てて入ってくる。
監督「桃ちゃん、もう顔上げて、ちょっとした伝達ミスで君だけが悪いわけじゃないから！ね？」
『すみませんでした…』
監督「はい、じゃあ時間もないから始めましょう！この話はこれで終わり！」
監督の言葉でスタッフたちも動き出す。
すぐに撮影は始まった。
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カットがかかり、休憩に入った瞬間、
その人の元へ向かう。
私を見た瞬間、ひっと青ざめた、
『どういうことですか、…田宮さん。』
田「あ、あの、僕は…』
『私、確かに伝えましたよね？15分って』
田「い、いや、それは…」
煮え切らない返事にイライラしてしまう。
現場の中の伝達ミスをしたのは私、
というイメージを今から覆すのは多分難しい。
けどあの時、田宮さんが何か言えばまだ違ったはず…
と詰め寄ろうとすると、桃さんがやってきた。
桃「やだ怖ーい。蒼山さんて意外とヒステリックなんですね？」
『はい？』
桃「良いじゃないですか、桃が全部悪いってことで丸く収まったんだから。」
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はっすんLOVE(プロフ) - 大橋和也推しですがAぇ! groupの中ではさのちぇ推しです！キュンキュンがとまらなくて、あっという間に読んでしまいました！こんないい作品と出会わせていただき本当にありがとうございました！！ (11月22日 23時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - まさやちゃんさん» ありがとうございます！ベタ惚れ年下わんこまさやを楽しんでいただけて嬉しいです！！ (2022年11月23日 11時) (レス) id: 448ad39150 (このIDを非表示/違反報告)
まさやちゃん - よすぎました。実際に私はまさや担でありまさやより7歳上です。設定は5歳差だけどまさやちゃんと年の差の女性のはなしですごく入り込んで読めました。 (2022年11月18日 15時) (レス) @page50 id: ae4eb103cc (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - ちいさん» 素敵なコメントありがとうございます！自分の中の佐野くんイメージを詰め込んでいたので、そのようなお言葉をいただけて今とても安心しているのと、とっても嬉しいです( ; ; ) 今後また別のお話で出会えますように…！ (2022年3月13日 21時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 完結おめでとうございます！可愛らしさや真っ直ぐな純粋さが詰まった佐野くんに魅了されて、キュンキュンしながら読んでいました！また、他にも素敵な作品が読めること期待しております！ (2022年3月13日 21時) (レス) @page50 id: 40fb126c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2022年3月7日 14時
