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『ごめんごめん、俺のは冗談やから！笑』
だから大丈夫、と伝えるとホッとしたような顔をする。
なんだか思っていたのと違う展開だ。
思ったよりもAちゃんが
俺たちとの関係性に前向きでそこは良かった。
けど、前向きなら尚更気になるのは…
『…それはこじけんにも同じ気持ち？』
「っ、……」
そう言えばビクッとして言葉を詰まらせる。
やっぱりあの初対面が引っかかっているのか。
あまりにもしんどそうなら止めようと思いつつ、
しばらく様子を見ていると
小島さんは、と小さく聞こえてきた。
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side you
『…小島さんは、悪くない、です。』
そう絞り出せば、正門さんは少し驚いてから
それはどういうこと？と控えめに聞いてきた。
なんとなくだけど、
決して無理はしなくていいと言われている気がして、
自分でも自分の気持ちを確かめながら口を開く。
『…私が勝手に、嫌な思い出に結びつけてるだけなんです。』
大した話ではない。
人と話すのが苦手だった私は、
中学生の時クラスに上手く馴染めなかった。
そして一番私を除け者にしたリーダー格の男子の
雰囲気がどことなく小島さんに似ているだけ。
『…動画で見る分には平気だったんですが、実際に会ったらそう言う感覚になってしまって…』
別人だと頭ではわかっているものの、
以来どこか無意識に避けてしまっていた。
正門さんはずっと黙っていたけど
しばらくして「そっか…」と口を開いた。
けど続く言葉は意外なものだった。
正「…まずは、ありがとう。」
『え？』
正「あんまり思い出したくないことだと思うのに、俺に話してくれてありがとう。」
そう話す正門さんの雰囲気は優しいもので、
呆れたりするものではなく。
だからあの日も逃げたんや？と聞かれて小さく頷く。
正「なるほど…」
そのまま正門さんは顎に手を当てて
しばらく何かを考えている。
少ししてから私の方を見て「あのな、」と切り出した。
正「…Aちゃんには厳しいことになるけど、それだけが理由なんやったら、俺はこじけんから逃げないでほしい。」
『っ……そう、ですよね。』
ただの記憶にいつまでも縛られるな
というのはその通りで。
けどいざ言葉にされると、
自分の弱さが露呈して胸が苦しくもなった。
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はっすんLOVE(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (11月22日 21時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» いつもありがとうございます☺️楽しんでいただけているようで何よりです！！今回は多分もんびちぇさんの推しが沢山登場すると思うので、引き続きお楽しみにしていただけたら嬉しいです！更新頑張ります！ (8月14日 0時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - 新作おめでとうございます！読ませていただいたんですがもう面白いです！笑更新楽しみにしています！更新頑張ってください~！ (8月13日 19時) (レス) @page7 id: 33203d08f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2023年8月13日 17時
