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『…正直私はそんなに経験があるわけでもないので、』
個人的な感想になりますけど…と
なんとか言葉を選びながら絞り出す。
その間も末澤さんの視線はずっと鋭いままで、
本当なら今すぐ逃げたいけど…
『…一言で言えば、おしゃべりモンスターの陽キャ集団。』
誠「は？」
『と、最初は思ってました。でも実はそうじゃなくて…』
初めて彼らの素材を見た時から今まで、
感じていたことをなるべく素直に伝える。
『全部計算され尽くした展開で…6人それぞれが自分の立ち回りを分かって動いてるように見えます。
かと言って全員が決まりきった動きをするわけでもなく、あくまで個性がベースだから、毎度違う展開になる。』
誠「……。」
『常にエチュードしてるみたいなんですよね。それが面白いからついつい盛り込みすぎて、いつも長尺になっちゃうんですけど…
…なんか、全然まとまってなくてすみません。』
ひとしきり話し終わると沈黙に包まれる。
いやなぜ黙りこむ。
聞いてきたなりに何か言ってくれ。
けどだいぶ偉そうなことを言ったし、
調子に乗るなと締められるんじゃ…！？
とビビり散らかしている私に、末澤さんは一言。
誠「…よぉ見てるんすね、俺らのこと。」
『…ま、まぁ(見ないと仕事にならないし…)』
これは…ひとまず合格点は出せたのか…？
末澤さんからの威嚇オーラは
ちょっとだけ弱まった気がする。
そのままおつまみのナッツを食べ始めて
どうぞ。と言われたので私も一粒いただく。
誠「で、そのベースの個性を活かした結果が狂犬ってこと？」
『んぐっ！？』
ナッツが気管に入って盛大にむせる。
それにお水を渡してくれるものの、
再び感じる狂犬オーラ。
誠「黙るってことはそういうことやな」
『やっ、あの…』
誠「なにか言い訳でも？(圧)」
『ひぃっ…(いやだからそういうとこー！！)』
個人的に顔が綺麗な人間が
冷酷に怒ってる表情ほど怖いものはない。
何も言えず泣きそうになっていると、
「誠也くーん！」と遠くから声がした。
ほっ、助かった…。
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はっすんLOVE(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (11月22日 21時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» いつもありがとうございます☺️楽しんでいただけているようで何よりです！！今回は多分もんびちぇさんの推しが沢山登場すると思うので、引き続きお楽しみにしていただけたら嬉しいです！更新頑張ります！ (8月14日 0時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - 新作おめでとうございます！読ませていただいたんですがもう面白いです！笑更新楽しみにしています！更新頑張ってください~！ (8月13日 19時) (レス) @page7 id: 33203d08f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2023年8月13日 17時
