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特に女へのガードが硬い3人のはずなのに。
『…いや、逆に女として意識してないから？』
誠「え、なんて？」
『わっ、…なんでもないっすよ』
突然現れた誠也くんに慌てて平静を装う。
そんな俺を不思議そうに見ながら
ずっと手元をそわそわさせている誠也くん。
何かと思って覗き込めば中には虫のオモチャ。
『うわ、キモ！何でそんなもん持ってるんすか…』
誠「昨日の現場であったからもらってきてん。おもろそうやん」
『いやガキかよ』
最年長のくせにたまーにこういう
小学生みたいなことをする。
それがこの人の魅力でもあるけど…
と思っていると、神崎の方へ向かう誠也くん。
誠「おい」
「…なんです、っ、ぎゃぁぁぁぁっ！？」
誠「ハハハっ、おもろすぎ！！」
振り向いた神崎に手の中身を見せて爆笑する誠也くん。
いやまじでクソガキやん。ただの。
神崎は神崎で、涙目で誠也くんをキッと睨みながら
まっさんの背中に隠れている。
それにまたデレデレしてるまっさんが
「あんま虐めんといてくださいよー」と
誠也くんにお灸を据える。
なんかもう、揃いも揃って…
『はぁぁぁぁ…』
大「よっすー、ため息ついてどしたん？」
『大晴！マイブラザー…待ってたわ』
1人だけ別仕事で遅れてやってきた大晴。
状況共有も兼ねてここまでの流れと、
俺の中のモヤモヤを軽く打ち明ける。
するとそれを聞いた大晴が一言。
大「Aちゃんとみんなが仲良くしてるんが寂しいんや」
『は？』
大「ならあっち行って混ざったらええやん」
『はぁ！？何で俺があんなやつんとこ自分から行かなあかんねん！』
大「ちょっ、こじけん！」
大晴の少し焦った顔を見て、
自分の声が思ったよりもデカいことに気づく。
気付いたらシンとした空間と、
俺のことを怯えたような目で見てくるあいつ。
…だぁぁぁもう！！！
大「あっ、ちょぉどこ行くん！？」
『便所！！』
気まずくなって楽屋を出る。
頭をガシガシとかきながら、
どうしてこう上手くいかないのかと頭を悩ませる。
別にあんな顔させたかったわけじゃない。
けどあいつはいつだって俺を見る時はあんな感じで…
初めて会った時もそうだった、と
少しだけ昔のことを思い起こすことにした。
# リーダーの苦悩 fin.
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#0. 【不仲誕生？】お前のこと覚えてるよ！→←# リーダーの苦悩
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はっすんLOVE(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (11月22日 21時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» いつもありがとうございます☺️楽しんでいただけているようで何よりです！！今回は多分もんびちぇさんの推しが沢山登場すると思うので、引き続きお楽しみにしていただけたら嬉しいです！更新頑張ります！ (8月14日 0時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - 新作おめでとうございます！読ませていただいたんですがもう面白いです！笑更新楽しみにしています！更新頑張ってください~！ (8月13日 19時) (レス) @page7 id: 33203d08f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2023年8月13日 17時
