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『まっさん、』
正「うん？」
『小島さんは……鬼じゃないです。』
そう絞り出せば、まっさんは少し目を丸くしてから
「そっかぁわかった〜」とぽやっと笑う。
正「Aちゃんがそう言うならそうやわ〜こじけん、疑ってごめんな？」
小「え、あ、おぅ…」
正「お詫びの印に握手しよか？」
とそこでまっさんが手を差し出して、
小島さんがそれに応える。
そして、
ス「正門さん、アウトです」
という正門さん担当のカメラマンが告げて、
場の空気が凍る。
正「え？」
小「え？」
正「Aちゃんっ！」
『は、はい！！』
正「俺に嘘ついたん…？」
信じられない、といった顔のまっさん。
何と答えたらいいかあわあわしていると、
小島さんに肩を引き寄せられる。
『ぎゃっ！？』
小「せやで、こいつはまっさんのこと騙したんや」
正「えぇっ！？そんなぁ…」
小「てかこいつに嘘つかれたくらいで何をそんなに落ち込んでんねん！？」
正「やってAちゃんが俺に嘘を…ショックやわぁ…」
思いの外まっさんのダメージが深そうで、
ごめんなさいと謝りたくなる。
しかしこの会話だと
私が勝手に嘘ついたみたいになっていて解せない。
『あの、まっさん違うんです。』
正「え？」
『小島さんが動画のために協力し、うぐっ！！』
小「お前は余計なこと言わんでええねん！！」
『んーーーー！？(離せーーー！？)』
いきなり口を塞がれて…いや、
小島さんの手が無駄にデカいせいで
鼻まで塞がれてシンプルに呼吸ができない。
もがもが反発していると
まっさんがあらあらと心配そうに見ている。
正「わかった、大体わかったからこじけん、離したって？」
その一言でようやく解放される。
ゼーハーと息を整えていると
なぜか小島さんに舌打ちされる。
なんでだ！？お前のせいだと言うのに！？
正「とりあえず俺の負けやわ。2人仲良うな？」
小「こいつと仲良く！？無理やって！！」
『……私だって。』
小「はぁぁ！？」
正「あぁぁごめんごめん…2人とも穏便に、な？笑」
そういなすように言いながら退場するまっさん。
残された私たちは気まずいものの、
やっと小島さんの1人目確保が終わった。
残り時間 : 9分 正門良規 確保
確保済み : 福本、末澤
市民チーム残り : (佐野:狂人)
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はっすんLOVE(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (11月22日 21時) (
レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» いつもありがとうございます☺️楽しんでいただけているようで何よりです！！今回は多分もんびちぇさんの推しが沢山登場すると思うので、引き続きお楽しみにしていただけたら嬉しいです！更新頑張ります！ (8月14日 0時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - 新作おめでとうございます！読ませていただいたんですがもう面白いです！笑更新楽しみにしています！更新頑張ってください~！ (8月13日 19時) (レス) @page7 id: 33203d08f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2023年8月13日 17時
