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『ぐえっ、…その止め方やめて、』

小「さっき言ったこと覚えてるな?」

『え?』

小「やからさっき俺が言ったこと、わかってるかって聞いてんねん!」

『ちょっ、痛いです…!』






上手くやれよ!?とバシバシ背中を叩かれる。

もしかして協力しろってやつ?
そんなことより叩く力が強すぎるんですが…!?


と文句を言おうとすると、






正「ちょっとぉ、Aちゃんのこと虐めんといてや〜」






とまっさんが苦笑いしながらこっちを見ていた。







.

side Ken






突如目の前に現れたまっさん。

いつの間に俺の接近に気づいた!?
と思ってると、






正「あんだけデカい声出してたら寝てても気づくてw」






と言われる。

なんか、馬鹿にされてる感じして腹立つな。


ていうか全然俺のこと警戒してなくない?
やっぱ横にいる神崎に油断してる??




ちょっと揺さぶりかけてみよ。






『まっさん鬼?』

正「こじけんこそどうなん?」

『俺は鬼ちゃう、市民。』

正「奇遇やな、俺も市民。」






やっぱりこれだけじゃ平行線で、
お互い何を考えてるか読めない。

いいねぇ、これでこそ人狼鬼ごっこやん。






『市民やったら市民同士、仲良くしよか?』






そう言って一歩足を進めると、
まっさんも一歩下がった。

さっきよりも緊張感が出てきた。






『なんや、俺のこと信じてへんの?』

正「…こじけんやからな、そう簡単には。」

『ひどぉ!俺はまっさんを信じてるから近づいてんねんで?』

正「……怪しいなぁ」

『ほら、同盟組もうや!握手しよ!』






思い切り近づいて手を差し出す俺に
まっさんは悩むそぶりを見せる。



ええやんええやん、
このピリピリ感よ俺が求めてたのは!



これでまっさんが鬼やったら結構なピンチやけど、
本日初駆け引きのワクワクの方が勝ってる。

さあ、正門よ。お前はどう出る!?

ところが。







正「…うーん、やっぱりこじけんは信じられへん。からAちゃんに聞くわ。」

「へ、?」

『…はぁぁ!?』







ちょいちょいちょい、
こいついきなり何言っとんねん!?

今までのメンバー同士の真剣勝負は!?



まさかの発言に驚きすぎて固まってると、
まっさんがてくてく近づいてくる。


そして神崎の目の前に立って、
デレっとした顔で話しかけてる。





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はっすんLOVE(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (11月22日 21時) (レス) @page50 id: fba4ba4a41 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» いつもありがとうございます☺️楽しんでいただけているようで何よりです!!今回は多分もんびちぇさんの推しが沢山登場すると思うので、引き続きお楽しみにしていただけたら嬉しいです!更新頑張ります! (8月14日 0時) (レス) id: 765da10685 (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - 新作おめでとうございます!読ませていただいたんですがもう面白いです!笑更新楽しみにしています!更新頑張ってください~! (8月13日 19時) (レス) @page7 id: 33203d08f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぉんと | 作成日時:2023年8月13日 17時

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