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付き合うことにはなったものの、
そんな話、恥ずかしくて聞けないし…
そうこうするうちに、
「お姉さん、そんなところで何してるん？」
『えっ！？これはその…』
急に現れた男の人にそう聞かれて口籠る。
柱の影から彼氏を盗み見してました、
とは言えないし…
どうしよう、なんか怪しい人だと思われて…
「1人なんやったら俺と遊ばん？」
『え？』
「お姉さん可愛いから、俺好きになっちゃったかも〜」
『(軽っ！！)』
見るからに軽い男の人にげんなりする。
どうしよう、もう面倒くさいし
ダッシュで逃げようかな、うんそうしよう。
と、猛ダッシュを決めようとしたら、
『ぶっ、』
「ちょ、大丈夫！？」
大「っと、何してんすか先輩。」
『へっ、た、大晴くん！？』
すぐそこに大晴くんがいて、思いっきりぶつかる。
よろめいた私をぎゅっと抱えてくれて、
それにドキッとしていると、
めちゃくちゃ怖い顔の大晴くんが目に入る。
大「この人、俺のつれやから」
「ひっ、す、すんません！」
物の一言で逃げていった男の人。
確かに、大晴くんすごい迫力だもんな…
と思いながらお礼を言って離れようとしたら、
ギュッ、
『へ？』
大「何してんすかほんまにもう…ちょっと目離したらこれやもん…」
『あ、ごめん…でもこの体勢は一体…』
腰に回された腕はそのまま、
ずいずいっと迫られて柱の影に隠れてしまう。
同時にこの状況が、
前にバイト中にお客さんに絡まれた時を思いだす。
あの時も今日も、いつもピンチになると現れる。
『大晴くんはいつも困った時に来てくれるね…スーパーマン？』
大「…やから言ったでしょ？ずっと先輩のこと目で追ってるんやって。
なんか全然伝わってなさそうで俺不安なんすけど…」
『え、不安！？』
大「はい。やから安心させてほしくて…とりあえずチューしていいっすか？」
『っ！』
まるで捨てられた仔犬と、飢えた狼が半々。
色気がダダ漏れな大晴くんを前に
私はクラクラしてしまい。
何も言えないでいると、
「ま、ダメって言われてもするんすけど」
と、噛み付くようなキスが降ってきた。
『……ん、っぷは！』
大「顔赤ぁ…ふふ、かわい。」
『っ！(珍しくデレてる…！)』
大「とりあえずわかってもらえました？」
『は、はい！』
必死で頷く私に満足そうな彼は、
相変わらず生意気だけど、
それも嫌じゃない…かも。
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ふぉんと(プロフ) - もんびちぇさん» 全部大好きとのこと、本当に嬉しすぎます…！🥲こちらは思いつきベースなのでさらにペースが不安定ですが、Aハイツの続きももし書けたら書きたいと思っているので、その時は楽しんでもらえるよう頑張ります！ (6月19日 23時) (
レス) id: 15064ae05f (このIDを非表示/違反報告)
もんびちぇ - Aハイツとかの番外編をたまに見れるってことですか、？最高です😭ふぉんとさんのお話全部大好きなのでありがたいです😭これからも更新頑張ってください❗️ (6月18日 14時) (レス) @page5 id: a958b1a50b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉんと
| 作成日時：2023年6月14日 2時
