08話:届かない ページ8
キーンコーンカーンコーン
貴「うわあああっ！やばい！こんな立ち話してる場合じゃなかった…！」
類「急ごうか。」
貴「うん！」
＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ
先生「おそーい！早く座って！」
貴「はい…、」
私は急いで席に着く
二限は理科。
席は四人グループ。
横の席は、西川匠(ｻｲｶﾜﾀｸﾐ)
前の席は、天馬司(ﾃﾝﾏﾂｶｻ)
斜め前の席は横浜まさき(ﾖｺﾊﾏﾏｻｷ)
そう、奇跡的に席も一緒になったわけだが…
この班に、女は私一人だけと言うこと…
まぁ、一緒の班の人と仲はいい方ではあるが，気は落ち着かない
だって、前を向くと必ず司くんと視線が合うから
集中できないんだよ。自分でも女々しいって分かってるけど、
先生「〜〜〜〜…。」
先生の話も耳に入らないくらい、私は司くんのことばかり気にしている
あー…馬鹿だな。
授業集中しなきゃなのに
今，一瞬だけ…司くんの方向いてもいいかな…
そうだよ、一瞬だけなら＿＿＿＿
私は司くんに目を向けた
もしかしたら、目が合うかもなんて、今となっては馬鹿げた妄想だ
最初からわかってたはずだった。
司「…、」
司くんの視線は私のことなんて見てなくて
その視線の先にある栞ちゃんのことしか見てないことに気づいた。
仲良く類と話してる栞ちゃんを司くんは恋しそうに見ていた
俺も話したい。と、顔にでも書いてあるかのようにわかりやすい顔だった、
期待して損したなぁ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
LuNa(プロフ) - 山さん» 山さん！嬉しいコメントありがとうございます､､､！ (2月4日 18時) (
レス) @page48 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
山 - なんだかもっと面白くなってきた､､､（ ◜ω◝ ） (2月4日 17時) (レス) @page48 id: 63820c968b (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！嬉しいコメントありがとうございます😭😭これからも切なくしていこうかと思います(( (2月3日 21時) (レス) @page46 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - コメ失礼します！読んでるこっちが胸がいたいって笑感じで切なすぎる...... (1月28日 21時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - ルンバを食べるさん» こちらこそ光栄です＾＾ｳﾌﾌﾌ (1月21日 9時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LuNa | 作成日時：2023年11月29日 20時
