34話:届かない ページ34
貴「ね…、類。」
類「？どうしたんだい？」
貴「…司くんのこと、好きじゃなくなる方法とかあるのかな？」
類「難しいことを聞くね…。…簡単な事だよ。
新しい恋を始めれば良いんだ。」
貴「新しい…恋、ね。」
類「それか司くんとは必要以上に話さないとか。」
貴「それは無理そうだな〜っw私、もうOKしちゃったし！」
類「…Aはなんで自分から傷つきにいくんだい？必要以上に関わらなければ傷つくこともないだろう？」
貴「なんでなんだろーね…、
なんか口が勝手に言っちゃうんだもん。しょーがない。」
だって、もうそれでも良いから、＿＿＿＿
劇団につくなり、ピンクの髪が見えた。
えむ「Aちゃーっん！今日もがんばろーね！」
そう言って手を握ってくるえむちゃん。
貴「私は見るだけだけどね。」
私はそう言って笑う。
寧々「A。昨日はペンダント見つかった？」
貴「え？あ…う＿＿＿＿」
"…それはっ、俺が…俺がっ……！お前の事を、好きだからだっ！！！！！！"
"…ははっ、そうだよな…、俺は……る、いの…代わりに…なれ…ないっ…よ、な…っ。"
貴「……っ＿＿＿＿」
だめ、思い出さないで、
思い出させないで、
貴「うん。ちょうど席の上にあった！」
寧々「そう。それなら良かった。えむ、着替えよ。」
そう言って2人で更衣室に行く。
その背中を私は見送る。
類「…昨日、何があったんだい？」
貴「え？」
類「寧々達は騙せても僕は騙せないよ。」
貴「…ほんと、すごいね類。
＿＿＿＿…あのね、私、昨日＿＿＿＿」
類「…そうかい、」
貴「いやー、分かってたんだけどさ、…
なんか、現実を目にしたらめちゃくちゃ辛かったっていうか…
かな…しく、てｯ…」
鼻の奥がツンツンして、喉が痛い。
目に熱が集まる。
類「泣いていいよ。僕は横にいるさ。」
貴「ありがと…っ、」
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LuNa(プロフ) - 山さん» 山さん！嬉しいコメントありがとうございます､､､！ (2月4日 18時) (
レス) @page48 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
山 - なんだかもっと面白くなってきた､､､（ ◜ω◝ ） (2月4日 17時) (レス) @page48 id: 63820c968b (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！嬉しいコメントありがとうございます😭😭これからも切なくしていこうかと思います(( (2月3日 21時) (レス) @page46 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - コメ失礼します！読んでるこっちが胸がいたいって笑感じで切なすぎる...... (1月28日 21時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - ルンバを食べるさん» こちらこそ光栄です＾＾ｳﾌﾌﾌ (1月21日 9時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LuNa | 作成日時：2023年11月29日 20時
