28話:届かない ページ28
類達の背中が遠のく
栞「…っ。…」
傷ついた顔をしながら3人の背中を見送る栞は
儚げに下を向いた。
司「…し、おり…。」
栞「…、司…気にしないでっ…、！ほら、私は元気だよ！」
栞は笑いながら司に言う。
司「…っ！俺を甘く見過ぎだ！お前が類の事を好きなのは知っている！」
栞「…えっ、？な、なんで…、？」
司「それは…っ＿＿＿＿」
＿＿＿＿
貴「…あ、ごめん…、！私，ショーの所にペンダント落としちゃったかも！」
バックにつけていた，ペンダントが無くなっていたことに気づいた私は類達に謝って，「取りに行ってくる！」
と、来た道を振り返る
類「じゃあ、僕もついていこうか？」
寧々「一緒に行く，？私もこの後暇だし。」
貴「いや！大丈夫！今日はありがとう！バイバイ！」
そうお礼を言って私は来た道を走り抜ける。
早く取って帰ろ，
＿＿＿＿着いた…。
私はショーの所に行こうとした瞬間。
貴「…ぇ、？」
司くんと栞ちゃんの姿が見えた。
二人は何かを話していて，司くん達の声はちょうど耳に入ってきた。
司「…それはっ、俺が…俺がっ……！お前の事を、好きだからだっ！！！！！！」
栞「…ぇっ、？」
＿＿＿＿今，なんて，言った？
司くんが、栞ちゃんのことを好き、？
司くんが頬を赤く染める
栞ちゃんも薄紅色に頬を染めていた
ちょうど，夕日が二人を照らした。
＿＿＿＿分かっていた筈の答えが予想以上に私の胸を突き刺す。
それゃそうだ。私はただのクラスメイトにすぎない。
そして、司くんがいつも栞ちゃんを目で追ってたのも，
本当はもう知ってたの。
栞ちゃんは眉を下げて、
「…考えさせて…っ、」
そう言って走り去っていく
司「…ははっ、そうだよな…、俺は……る、いの…代わりに…なれ…ないっ…よ、な…っ。」
司くんは顔を片手で覆う。
今は慰めの言葉なんて思い浮かばない。
今はただ，自分の涙を抑えるのに必死だから。
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LuNa(プロフ) - 山さん» 山さん！嬉しいコメントありがとうございます､､､！ (2月4日 18時) (
レス) @page48 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
山 - なんだかもっと面白くなってきた､､､（ ◜ω◝ ） (2月4日 17時) (レス) @page48 id: 63820c968b (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！嬉しいコメントありがとうございます😭😭これからも切なくしていこうかと思います(( (2月3日 21時) (レス) @page46 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - コメ失礼します！読んでるこっちが胸がいたいって笑感じで切なすぎる...... (1月28日 21時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - ルンバを食べるさん» こちらこそ光栄です＾＾ｳﾌﾌﾌ (1月21日 9時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LuNa | 作成日時：2023年11月29日 20時
