19話:届かない ページ19
私が歌い終えると，観客席にいたぬいぐるみ達が一斉に拍手をし出した。
バーチャルシンガー達もニコニコの笑顔で拍手をしてくれた。
貴「ありがとう。」
私はマイクから手を離す。
歌手なんて、私には遠すぎる夢。
今更叶える気なんてない。
ミク「そんな事ないよ〜っ、！」
その瞬間，ミクちゃんが真正面にいた。
ステージはもうなくなっていて，最初に私がいた所に戻っていた。
カイト「Aちゃんは歌手になれるよ。」
リン「うんうん！」
レン「ぜーったいなれるよ〜！」
さっきは居なかったバーチャルシンガー達もミクの隣にいた。
貴「…そ、う…かな？」
カイト「うん。だって、もう叶えてくれる人はいるよ。」
貴「…叶えて，くれる人？」
ミク「あ、もう時間だっ！司君達がAちゃんを探してるっ！」
貴「え！？」
リン「じゃあね！Aちゃん！」
レン「また後で！」
貴「えっ！？ちょっと、待って＿＿＿＿」
その瞬間，また淡い光に包まれた。
ドサｯ！！
貴「…痛…、」
私は立ち上がる。
現実に戻ってきたのかな…？
あそこは、なんだ、
私の都合良すぎる夢？
いや…そんな訳，ないか。
だってめちゃくちゃリアルだし、
あー、もう…どういうこと？
えむ「Aちゃーんっ！何処ぉーっ！！！？」
その瞬間，えむちゃんの声が遠くから聞こえてくる。
司「Aさーーーーーーんっ！！！！！！！！」
司くんの声も聞こえてきた。
みんな、探してくれてるんだ。
早く行かないと！
類「A！」
貴「…あ、類…」
類「どこ行ってたんだい？みんな、探しているよ。」
貴「ご…ごめん。」
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LuNa(プロフ) - 山さん» 山さん！嬉しいコメントありがとうございます､､､！ (2月4日 18時) (
レス) @page48 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
山 - なんだかもっと面白くなってきた､､､（ ◜ω◝ ） (2月4日 17時) (レス) @page48 id: 63820c968b (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！嬉しいコメントありがとうございます😭😭これからも切なくしていこうかと思います(( (2月3日 21時) (レス) @page46 id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - コメ失礼します！読んでるこっちが胸がいたいって笑感じで切なすぎる...... (1月28日 21時) (レス) id: 8ce623c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
LuNa(プロフ) - ルンバを食べるさん» こちらこそ光栄です＾＾ｳﾌﾌﾌ (1月21日 9時) (レス) id: de0c19e396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LuNa | 作成日時：2023年11月29日 20時
