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2. お寝坊さん、見参。 ページ9
Asahi said
おはよーごじゃいます。あさひです。
今日はというと、音楽番組の収録。
いつも通りあの人たちがまだきてない。
hr｢今日も遅せえな〜。ジフニヒョンたち。｣
as｢どうせAがまたギリギリやったんやろ(笑)｣
お？噂をすれば。
『んー。おは、よぉ。』
まだ起き切ってない寝ぼけ眼のAを、ジフニヒョンが肩を支えながら楽屋に入ってきた。
as｢A、おはよ。こっちおいで。｣
おれがいち早く声をかけたら、ふわふわした声色で『あさひ〜♡』って、隣に座る。
as｢お寝坊さん。よー眠れた？｣
車ん中でも寝とったんやろう。まだ寝起きのとろんとした、メガネをかけたスッピンのAは、いつもよりだいぶ幼く見える。
おれの肩に頭を預けながら『うん』ってにこにこ笑う姿は、可愛い以外の何物でもなくって。
『さひは？もうメイクしてもらったんやな。かわい。』
あー。うん、な。まあ、かわい。のは、そっちやねんけどな。
自分の顔が赤くなるんがわかる。
as｢ええから、はよメイ｣hr｢はよメイクしてもらったら。｣
ハルトに遮られた言葉。
『んー。わかった。』
隣の
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作者名：あ〜る。 | 作成日時：2022年8月5日 10時
